卵は冷蔵庫に入れ忘れても捨てないで!おすすめの保存方法も紹介

生活
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子育てに家事にお仕事に、毎日忙しい私たちは頭を日々フル回転させています。

買い物から帰ってくると、体力の限界でへとへとになってしまいます。

買い物袋もそのままに、ついついウトウトと居眠りをしてしまうこともありますよね。

私は出産後、忘れっぽさに磨きがかかり、冷蔵庫に買ってきた食材を入れ忘れてエコバッグの中に置いたまま放置してしまったことが何度もあります。

冷蔵庫に入れ忘れて、食べて良いものかどうか判断に悩むNO.1食材こと卵。

スーパーでは常温で売っているけど、冷蔵庫には卵用のポケットもあるよね…。冷蔵庫に入れ忘れたらやっぱり捨てるべき?

卵とにらみ合っているであろう世の主ふ達を救うべく、卵と冷蔵庫の関係、食べられるかどうかの判断について調べてみました。

 

 

卵は冷蔵庫に入れ忘れても大丈夫!食べることができる!

実は、卵は買った日に冷蔵庫に入れ忘れてしまったとしても、食べても大丈夫なのです。

卵は、いくつか保存の条件がありますが、季節に関係なく常温保存をすることができます。

冷蔵庫に入れ忘れちゃったからもう食べられないのかと思ってたワン〜。

卵は、食品売り場などでは常温で販売しています。この理由は、気温や温度の差を少なくするためです。

卵が傷んでしまう原因は、ズバリ結露のせいです。卵の表面には目に見えない小さな小さな気孔という穴がたくさん空いています。

卵の表面に結露による水滴がついてしまうと、その穴から、雑菌が卵内部に入り込み、痛む原因となるのです。

売り場で冷蔵庫に入れられていても、相当素早く持ち帰らない限りは一度常温になってしまいますよね。

すると、卵に温度変化が生じ、結露が発生し、痛む原因に…。

温度変化に気をつけてさえいれば、卵は常温で置いておいても食べることができますよ。

ただし、スーパーなどで冷蔵コーナーで売られていた卵を購入した場合は、自宅では常温保存せず、すぐに冷蔵庫にいれましょう。

また、冷蔵庫に入れ忘れた卵は、念の為生で食べるのは避け、しっかりと加熱した状態で食べてくださいね。

 

 

卵を冷蔵庫に入れずに賞味期限が過ぎた場合

卵を冷蔵庫に入れ忘れたまま賞味期限が過ぎてしまった場合は、食べないほうがよいのでしょうか。

蕁麻疹や食中毒が怖いし、捨てたほうがいいのかしら。

そもそも、「賞味期限」とは、「おいしく食べることができる期限」のことを指します。

日本で卵に記載されているのはほとんどが「賞味期限」であり、安心して生食できるのはこの日までですよ、という目安で設定されています。

そのため、賞味期限が過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。

卵を冷蔵庫に入れずに常温で保存した場合、下記の期間が賞味期限の目安となっています。

冬季(10℃以下) 57日以内(約2ヶ月)
春、秋(20〜23℃) 25日以内(約3週間)
夏季(25℃以上) 16日以内(約2週間)

実際には、年間を通してパック後2週間程度が賞味期限として設定され、記載されているようです。

上の表は、あくまで目安なので、卵の状態や気温、湿度などを確認して判断してください。

冷蔵庫に入れて保存した場合は3〜5週間は持つと言われています。賞味期限からはかなり過ぎますが、卵の状態を確認し、腐っていないようであれば加熱して食べるようにしましょう。

卵の状態を確認しろって言われても、よくわかんないにゃ…。猫ですし…。

卵が傷んでいるかどうかを判別する方法がわからない場合、下記のチェック項目に当てはまっているかどうかを確認するようにしてください。

卵が下記のような状態の場合は腐ってしまっていますので、食べずに捨ててくださいね。

  • 卵を割って出した瞬間に黄身が崩れる
  • 割って出すと卵黄と卵白が混ざった状態で出てくる
  • 割っていない状態の卵を水につけると浮いてくる
  • 割っていない状態で卵を振ってみると音がする

その他、腐っていると明らかな腐乱臭や黒い変色を起こす場合がありますので、少しでもおかしいと思ったら食べないようにしましょう。

また、何度も言うようですが、賞味期限の過ぎた卵は生食せずに、しっかりと中心まで加熱をして食べてください。

 

 

卵は冷蔵庫のポケットに収納しないほうがオススメ

冷蔵庫に卵を保存する場合ですが、実は、冷蔵庫に備え付けのドアポケットには収納しないほうがおすすめです。

その理由は、ドアポケットは冷蔵庫の開閉の影響を大きく受け、卵が傷む原因を作りやすいためです。

詳しく説明すると、ドアポケットに卵を収納すると、開閉によって振動や温度変化がもたらされ、卵にひびが入ったり、卵表面が結露する恐れがあります。

どちらも卵に雑菌が繁殖し、傷む原因となるため、ドアポケットでの保管がお勧めできない理由となるのです。

ドアポケット以外に卵専用の収納場所がある場合も同様です。卵が剥き出しの状態になると、衝撃や雑菌の影響を受けやすくなり、傷む原因となってしまいます。

ドアポケットついてる意味ないじゃん!!

では、どのように収納するのが適しているのでしょうか。それは、以下の3つのポイントを押さえて収納することです。

  • 冷蔵庫の奥の方に収納する
  • 下向きで保存する
  • パックのまま保存する

ちなみに、我が家の冷蔵庫の卵の状態を確認してみたところ、尖ったほうが上向き・パックから出す・ドアポケット収納という、綺麗に1個も合格していなかったので急いで直してきました。

それはさておき、それぞれの収納のポイントについて、細かく解説していきます。

 

冷蔵庫の奥の方に収納する

こちらは、卵を温度変化から守るためです。ドアポケットに収納するのがNGなのは、冷蔵庫のドアの開閉による温度変化の影響を卵がモロに受けてしまうからでしたね。

冷蔵庫の棚、かつ奥の方にしまっておけば、外気の影響や開閉の振動をあまり受けずに済みます。

購入した卵は、冷蔵庫の棚の奥の方で保存するようにしましょう。

 

卵の尖った方を下向きに

卵は尖った方を下向きにして置いたほうが鮮度が長持ちするのをご存知でしたでしょうか?こちらは理由が2つあります。

まず、卵の尖った先端は丸いほうより強度があり、衝撃に強くできているためです。こちらは、卵が尖った方から産み落とされるから…。と言われています。

もうひとつは、卵の「気室」についてです。卵の丸い方には、「気室」と呼ばれる空気の部屋があります。

こちらを下向きにしてしまうと、黄身と気室の中の空気が触れやすくなり、細菌が入り込んでしまう可能性が高くなってしまうためです。

 

パックから出さずそのまま冷蔵庫が吉!

卵は、売っている際に入れられているパックから取り出さずに、そのまま冷蔵庫に入れて保存するほうが長持ちします。

なんか買ったまんま出さないってだらしなくない⁉︎

卵パックが、売り場でワゴンに山積みにしてあるのをほとんどの人が見たことがあると思います。

山積みにされても販売に支障がないほど、卵への振動が少なくなるように、卵ファーストで作られているのがあの卵パックなのです。

実際に、卵をパックから出して保存してしまうと、卵が剥き出しの状態となり、振動による衝撃や温度変化、雑菌の影響を受けやすくなり、こちらも卵の傷みの原因に。

そう考えると、せっかく卵のための卵専用パックが無料でついてくるのに、わざわざ出して捨ててしまうのはもったいなくありませんか?

確かに…。卵パックよ、あなどってごめんなさい!

卵は、購入してきたパックから出さずにそのまま保存するのがおすすめです。

 

 

まとめ

  • 卵は冷蔵庫に入れ忘れても食べることができる
  • 卵が痛む原因は温度変化によって引き起こされる結露のせいである
  • 賞味期限はあくまで安全に生食可能な期限であり、冷蔵庫に入れ忘れても季節ごとの目安を確認して、中まで加熱して食べれば問題ない
  • 卵は冷蔵庫のドアポケットに収納せず、購入したパックのまま冷蔵庫の奥にしまうのが一番よい

卵を冷蔵庫に入れ忘れたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません!

上記の注意点に気を付けて、しっかり中まで加熱をすれば常温でもおいしく食べられるのです。捨ててしまうのは大変もったいない!

季節を問わず比較的安価に手に入り、栄養も豊富な卵。おいしく食べられる期限や方法をしっかりと理解し、無駄なくいただきましょう。

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