ゼリー作りで困ることといえば、ゼリーのゼラチンが固まらないことですよね。

固まらなかったゼリーはやり直しできるのかにゃん?
ゼリーが固まらないと、失敗してしまったと思い、捨ててしまうあなた、捨てるのはもったいないですよ。

うまく固まらなかったゼリーは簡単にやり直しができます。

よかったにゃん。やり直すときはどうやるのかにゃん?
簡単な方法で固まらなかったゼリーをやり直しすることができますので次に記載していきますね。
ゼリーのゼラチンが固まらないと悩んでいるあなた、ここではゼリーのゼラチンが固まらない時にやり直す方法や対処法、原因などを紹介していきますので参考にしてくだい。
ゼリーのゼラチンが固まらないときは簡単にやり直しができる
ゼリー作りに欠かせない材料といえば、ゼラチンですよね。
ゼリーが固まらないときは、ゼラチンが固まる温度や時間の条件を満たしていないことが多いです。
簡単なやり直し方法として、ゼリーを再度固めることで解決できます。

ゼラチンが固まる温度と時間が知りたいにゃん。
ゼリーが固まらないと悩んでいるあなたに、ゼリーが固まる温度と時間を表にしてみましたので参考にしてください。
固まる時間 | 固まる温度 | |
ゼラチン | 2~3時間 | 20度以下 |
上記を参考にして、ゼリーが固まらないときは再度時間や温度を確認してやり直してみてくださいね。
ちなみにゼラチンが固まらないときは、冷蔵庫に入れて1晩放置するだけで固まる場合が多いです。
アレンジしてシャーベットにする

わざわざやり直さなくても簡単に食べられる方法が知りたいにゃん。

わざわざやり直したくないあなたにおすすめな方法はこちらです。
ゼリーのゼラチンが固まらないときに、再度温度や時間を気にするのが面倒というあなたにおすすめなのが、固まらなかったゼリーをアレンジしてシャーベットにする方法です。
アレンジといっても、固まらなかったゼリーを凍らせるだけなので、簡単ですよね♪
- 固まらなかったゼリーを用意しましょう
- 冷凍庫で凍らせます
- スプーンですくって細かくしましょう(細かくしたほうが、食べたときの食感がいいです)
- お皿に盛りつけて完成
冷凍庫でゼリーを凍らせる時間は、3~4時間くらいを目安にしておきましょう。
1日以上冷凍庫でゼリーを凍らせてしまうと、しっかり冷凍させてしまうので、スプーンが入りにくくなってしまいます。
やり直すのが面倒なあなたは、シャーベットにアレンジしてみるのもいいですよ。
ゼリーのゼラチンが固まらないときの対処法
ゼリーが固まらないときは、ゼラチンの量が少なかったり、ゼラチンが溶けきっていなかったりとさまざまな原因が考えられます。
ゼリーが固まるためにはゼラチンが大切だと先程もお話しましたが、ゼラチンの種類によって対処法が違ってくるので、まずはゼラチンの種類を知ることが大切です。

ゼラチンの種類によって対処法が変わってくるのかにゃん?
ゼラチンの種類と特徴をわかりやすくまとめてみましたので、見ていきましょう。
ゼラチンの種類 | 特徴 |
板ゼラチン | 水(冷水)でふやかして使う |
粉ゼラチン | 水でふやかして加熱してから使う |
顆粒ゼラチン | ふやかさずに使える |
上記のゼラチンの種類をふまえて、ゼリーが固まらないときの対処法を紹介していきます。
ゼラチンはしっかりとふやかそう
水でふやかす必要のない顆粒ゼラチンを除いて、板ゼラチンや粉ゼラチンを使う場合は、しっかりとふやかしてから使用しましょう。
- 温かい水で溶かすとゼラチンが溶けてしまい、1枚あたりの容量が変わってしまうので冷水を使ってふやかしましょう
- 板ゼラチンが十分に浸かる量の冷水でふやかそう
- ふやかした後はしっかりと水気を切ろう
- 沸騰させてしまうと固まりにくくなるので、火を止めてから溶かしましょう
板ゼラチンは見た目も板みたいなのが特徴ですが、熱に弱いのでふやかすときは注意が必要です。

板ゼラチンは奥が深いにゃん。
では続いて粉ゼラチンのふやかしかたを見ていきましょう。
- 温かい水でふやかすとゼラチンがダマになってしまうので、常温の水でふやかしましょう
- 粉ゼラチンの約3倍~5倍の量の水でふやかそう
- 10分~20分はふやかす時間をとろう
粉ゼラチンはすぐに溶けるイメージがありますが、最低でも10分~20分はふやかす時間が必要なので注意しましょう。
顆粒ゼラチンは、水でふやかさなくても使うことができます。
沸騰をさせないようにしよう
どのゼラチンにも共通していえることは、沸騰をさせてしまうと、ゼラチンのたんぱく質が変化してしまうので、固まりにくくなってしまいます。
ふやかしたゼラチンを溶かすときには、50度~60度で溶かすのが一般的です。
湯せんや電子レンジでもゼラチンを溶かすことができますよ。
しかし、電子レンジでゼラチンを溶かす場合は、吹きこぼれる可能性もありますので注意してくださいね。
粗熱を取ってから冷やそう
作ったゼリーを冷蔵庫で冷やすときに、粗熱(あらねつ)を取らないでそのまま冷やしてしまうと、ゼラチンが固まる時間が長くなってしまいます。
ゼリーを作ったその日に食べたいあなた、粗熱を取らないまま冷蔵庫で冷やしてしまうと、食べるのは翌日になってしまう可能性があります。
ゼリーに限らず、冷蔵庫で食べ物を冷やすときは、粗熱を取ってから冷やしましょうね。
ゼラチンをキチンと溶かそう
ゼラチンがしっかりとふやかされていない場合やゼラチンがキチンと溶けていない場合、固まらないことが多いです。
ゼラチンをふやかすときには、キチンと多めの水や冷水でふやかすようにしましょう。
そして、ゼラチンを溶かすときには、菜箸(さいばし)で簡単に混ぜるのではなく、泡だて器を使ってしっかりと混ぜましょう。
ゼラチンの量を増やしてみよう
どのゼラチンを使う場合でも、他の材料の水分量の2~3パーセントを目安にゼラチンの量を調節することが大切です。
ゼラチンの量が少ないと、ゼリーを冷蔵庫から取り出したときに全く固まっていないことがあります。
1晩ゼリーを冷蔵庫で冷やしても固まらない場合は、ゼラチンの量が少ないことが原因なので、ゼラチンを追加してみましょう。
- 固まらなかったゼリーを鍋に戻して火にかけます
- 新たにふやかしたゼラチンを混ぜ合わせます
- 粗熱を取り冷蔵庫で冷やしましょう
固まらなかったゼリーにゼラチンを追加する場合は、上記を参考にしてみてくださいね。
ゼリーが固まらないときは加熱されている果物を使おう
ゼリーを作るときは、果物を入れることが多いですよね。

果物を入れたらゼリーが固まらなくなったにゃん。
実は果物の酵素がゼラチンのたんぱく質を分解してしまい、ゼリーが固まらないことがあります。
ゼリーが固まらない原因に多いのが、酵素が多い果物を使っているからなのです。
そこで、果物を生のまま使うのではなく、加熱してから使うことをおすすめします。
缶詰や瓶に入っている果物を使おう
缶詰や瓶に入っている果物はあらかじめ加熱処理がされています。
加熱処理がされている果物は、酵素の働きが弱まっているため、ゼラチンのたんぱく質を分解してしまうことはありません。
市販で売っているゼリーも加熱処理をした果物を使っていることが多いですよね。
缶詰や瓶に入っている果物なら、果物に含まれている酵素が原因でゼリーが固まらないといったことは起きないでしょう。
果物を鍋で加熱しよう
缶詰や瓶に入っている果物を使うことをおすすめしますが、家にある果物を使ってゼリーを作りたいあなた、鍋で果物を加熱しましょう。
多くの家庭にあるであろうりんごを使った鍋での加熱の仕方を紹介します。
用意するもの
- りんご1個
- 砂糖70g
- レモン汁小さじ1
- りんごは皮をむいて8個に切る
- りんごの芯を落とす
- ゼリーに入れる大きさに合わせて小さく切る
- ボールに塩水(水200㏄に塩1~2g)を作り、切ったりんごを浸して水を切る
- 鍋に4と砂糖、レモン汁を入れて、混ぜて10分放置
- 5を中火で煮て、沸騰したらアクを取ります
- 弱火で混ぜながら20分ほど煮たら完成です
りんごの味をそのまま楽しみたいあなたは、砂糖とレモン汁は入れなくてもOKです。
固いりんごの食感を楽しみたいあなたは、りんごを煮る時間を半分の10分にしてみるといいですよ。
ゼリーに入れる果物からこだわって手作りしたいあなたにピッタリの方法です♪
まとめ
- ゼリーが固まらない場合でも簡単にやり直しができる
- ゼリーが固まらない場合でもシャーベットにアレンジすればやり直しをしなくても大丈夫
- ゼリー作りにはかかせないゼラチンには種類がある
- ゼラチンをしっかりとふやかすことで固まらないゼリーが固まることが多い
- 生の果物にはゼラチンのたんぱく質を分解してしまう酵素がふくまれている
- 果物を加熱して使うことでゼラチンがしっかり固まってくれる
ゼリーを作るときにはゼラチンの種類に気をつけたり、生の果物を使わないということを覚えておきましょう。
板ゼラチンを使うことはなかなか無いとは思いますが、使う場合は冷水でふやかすようにしてくださいね。
冷水でふやかすことでゼリーが固まらない問題が解決できますよ。
ゼリー作りを楽しむためにも、今回紹介した対策を参考にしてみてください。
ゼリーがうまく固まらなかったときは、やり直しをするのもいいですし、凍らせてシャーベットを楽しむのもアリですよ♪
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