ねじ山が潰れたときドライバーで回しても空回りしてしまい、なかなかねじを外すことができなくてイライラしますよね…。
DIYをする方やお家ものや建具をメンテナンスするときなどで皆さん一度はそんな経験があるのではないでしょうか?
そんなとき、ダイソーの「潰れたネジも回せるペンチ」という商品を使用すると、その名の通り潰れたねじ山であってもねじを簡単に外すことができます!

100円ショップのダイソーでねじを外す道具が手に入るなんて身近で便利ですよね!
ダイソーのこちらの商品はどのように使用していくのか、またねじ山が潰れたときの他の対処方法もご紹介していきます!
ねじ山が潰れた場合はダイソーにある工具で解決できます!

自宅内の古くなった家具や建具の補修をするとき、バイクや自転車のねじをドライバーで外そうとしたけどねじ山が潰れたため外せなくなったことはありませんか?
またDIYをする方や組み立て式の家具を組み立てるときなどにも、ねじ山を潰してしまった経験がある方もいると思います。
ねじ山とは本来ねじのスクリューになっている部分のことです。
ねじの頭にあるプラスやマイナスが刻まれている部分は駆動部といいます。
しかし一般的に「ねじ山が潰れた」と言われるのは、ねじの頭のプラスが刻まれている部分が破損して、プラスドライバーが空回りすることを指しています。
こちらの記事でも「ねじ山が潰れた」はねじの頭のプラスが刻まれている部分が破損したことを指します。
ねじ山が潰れたときは、どんなに頑張ってドライバーを回してもねじ山が広がってしまうばかりで簡単には外せないですよね!
そんなときダイソーにあるこちらの商品で解決することができます!
商品名:潰れたネジも回せるペンチ
価格:550円(税込み)
商品サイズ:5.3㎝×1.5㎝×15.5㎝
切断能力:鉄線は0.8㎜以下、銅線であれば1.2㎜以下

ダイソーの工具コーナーには、自宅で使える工具が豊富に取り揃えてあります。100円ショップで様々な工具が手に入るなんてDIY初心者でも手に取りやすいですよね。
ペンチの種類も豊富で、こちらの「潰れたネジも回せるペンチ」も工具コーナーに置いてあります。
100円均一の商品とはいえ本体の造りはしっかりしており、切断能力も十分で工具としても本格的ですよ。
潰れたねじ山であってもペンチの先端がギザギザになっているのでねじ山ごとこのペンチの先端で挟んで回すとねじをしっかりとつかんで外すことができます。
普通のペンチでもできそうなこの技ですが、先端がギザギザになっていないものだと、ねじをつかんでも滑ってしまってぐっと力を入れてつかむことができません。

ドライバーで外すことが不可能になったねじもこれでスッキリですね♪
しかしねじ山をつかんで外す工具のため、ねじ山がつかめないねじの場合は使用ができません。
100円均一で知られるダイソーでは550円の価格は高く感じますが、実際にこのような工具をホームセンターで購入しようと思うと2000円程します。
そのためダイソーのこの商品で解決できるなら手頃で良いですよね。
ねじ山が潰れた場合復活できる?自分でできる対処方法は?

ねじ山が潰れてしまう原因として以下の場合などが考えられます。
- ねじ穴に合っていないドライバーを使用している
- ドライバーを垂直に回していない
- ドライバーでねじを回す力が弱い
- ねじが腐食、または錆びついている
- ねじの穴に砂やほこりがついている
ねじ穴より小さいドライバーを使用することで、ねじを回すときに空回りしてしまってねじ山を削ってしまうため潰れてしまいます。
また正しいサイズのドライバーを使っているのにドライバーが空回りしてしまうのは、ねじを押し込む力が弱く小さめのドライバーを使用しているのと同じ状態になります。
正しいサイズのドライバーを使用し押し込む力をかけ、ドライバーがプラスねじとかみ合うようにしましょう。
それでも潰れてしまう場合はねじが垂直になっておらず、ドライバーとねじ穴がフィットしていないことも考えられます。
ねじの腐食や錆を防ぐには日ごろのメンテナンスが必要になってきます。
ねじの穴にほこりや砂が入り込んでいる場合はエアースプレーなどで取り除いてからドライバーを使用してください。
ねじ山を潰してしまう前にこのような原因を取り除くことが対策となります。しかしねじ山が潰れた状態からはドライバーのみでは対処できないことが多いです。
ダイソーの工具をご紹介しましたが、家にあるものでも対処できたら良いですよね。
ねじ山が潰れた場合復活できるのか?またねじ山を復活できなくても、自分でできる対処方法をご紹介していきます。
ゴムを使う
ねじ穴に輪ゴムや平ゴムを当ててその上からドライバーを回して外す方法です。
ねじ山が潰れた状態だとドライバーとの間の摩擦がなくなってしまうので、ゴムを使って摩擦を高めることによって簡単に取り外すことができます。
簡単ですし、どの家庭にもありそうなゴムを使用することができるのでまずはこの方法を試してみると良いでしょう。
瞬間接着剤を使う
瞬間接着剤を使ってドライバーとねじを一時的にくっつけてねじを外す方法です。
瞬間接着剤は非常に強いため、しっかりと接着できればねじを外すことができます。
しかしこの方法はねじやドライバーに接着剤が残ってしまうことがデメリットになります。
また「ねじすべり止め液」などの商品名で売られている摩擦増強液を使用すると、ねじ山を復活させねじを外すことができます。
安価で購入できますし使用後はティッシュでふき取ることができますよ!
ドライバーをハンマーでたたいてねじを緩める
ドライバーにねじを当てた状態にして衝撃を加えるとねじが緩むことがあります。
この方法は本体に衝撃を加えても良いものの場合のみに限ります。
貫通ドライバーという打撃可能なドライバーをねじ穴に当て、ハンマーを使ってドライバーの持ち手の先端部分を軽くたたきます。
通常ドライバーで行うと打撃を加えると破損する可能性があるので、必ず貫通ドライバーを使用するようにしましょう。
新しい溝を掘る
潰れたねじ穴にマイナスドライバー用の溝を作る方法です。
金ノコや金ヤスリで削ったり、または貫通マイナスドライバーやタガネで叩いたりするとマイナスドライバー用の溝を掘ることが可能です。
溝を復活させることでマイナスドライバー当ててねじを外すことができます。
ドリルを使う
電動ドリルを使って潰れたねじを破壊する方法です。この方法は難易度が高いので、最終手段と考えられます。
ねじ穴に太めのドリルを差し込んでねじそのものを削り破壊します。
危険な作業となってしまうことが考えられるため、それ相応の準備をして行いましょう。
また電動ドリルの取扱いや、作業に慣れていない方はケガの恐れもあるため避けるようにしましょう。
ねじ山が潰れた場合業者に頼める?自分で対処できないときは!?


ねじ山が潰れた!でもなかなか自分で外せない~!
そんなとき業者を呼ぶことができるのでしょうか?
答えは呼ぶことができます!出張でお家まで来てくれる業者もあるようです。
首都圏などではすぐに対応してくれる業者が見つけられるのではないでしょうか。
内装業者の方や便利屋などが出張サービスに対応しているようです。
しかし業者を呼んでねじを外してもらうと、技術料と出張料合わせ5000~10000円程の料金がかかってしまいます。
そのためご紹介したような方法で自分で外すことができる工具を利用した方が安価ですむ場合が多いです。
自分で持ち込むことが可能なゲーム機などの場合は、業者に持って行くこともできます。
自分で無理にねじを外そうとして大事なものを壊してしまう可能性もあります。そんなときはプロの業者に頼んで外してもらった方が良いですね。
また自分で色々道具をそろえることが煩わしかったり、困難な場合は業者さんに頼んでしまった方が手っ取り早い場合もあるかと思います。
まずは無料相談をし、見積もりをしてもらってから決めることもできます。Web上で画像を送り見積もりをしてもらえる業者もありますよ。
潰れたねじ山を画像にとって送って見てもらいましょう!
実際にねじ外しを業者に頼んで、外してもらった事例はこちらです。
- 車のドアスタビライザー
- バイクのフロントフォーク
- ロードバイクホイール位置調整ねじ
- 任天堂Swithのコントローラー
- パソコン
- テレビスタンド
- 玄関ドア
- 風呂場のドア
- 釣り用リール
- コンサート用ペンライト
車やバイクなどの大きなものから小さなゲーム機まで様々なものがあるようですね。
ねじ山が潰れたものを抱えて悩んでいるみなさん、自分でねじを外せない場合は無理をせず業者さん頼むことも検討してみてくださいね!
まとめ

- ダイソーの「潰れたネジも回せるペンチ」という商品を使用すると、潰れたねじ山であっても簡単に外すことができる
- ペンチの先端がギザギザになっているのでねじの頭をペンチの先端で挟んで回すと、しっかりとつかんで外すことができる
- ダイソーの「潰れたネジも回せるペンチ」はねじの頭がつかめない場合はねじを取り外すことはできない
- ねじ山が潰れてしまう原因には穴に合っていないドライバーを使用している、垂直に回していない、回す力が弱い、ねじが腐食、錆びついているなどがある
- ねじ山を潰さないため正しいサイズのドライバーを使用し、押し込む力をかけドライバーがねじとかみ合うように垂直に回す
- ねじ山が潰れた場合ペンチを使う以外にもゴムを使う、瞬間接着剤を使う、ハンマーでたたいて緩める、ねじに溝作る方法で対処することもできる
- ねじが外せない場合業者にきてもらって外してもらうこともできるが、料金がやや高額になってしまう
- 自分でねじを外す作業をすることで本体を壊したり傷つけたりする可能性がある場合は、業者に対応してもらう
ねじ山が潰れたときの対処方法を知っておくことで、生活の様々なシーンで役立てることができそうですね!
100円ショップ大手のダイソーでねじ外しの工具を購入することができ、手軽に使用してみることができるのではないでしょうか。
また自分で外すと本体が壊れてしまう可能性がある場合、業者に頼むことができることが分かりました。
ねじ山が潰れたためねじを外せなくて悩んでいる方、様々な外す方法があります。そのものに合っている外し方を選択してねじを外しましょう。
コメント