生姜チューブは体に悪い!?原材料表示を確認して選んで使おう!

生活
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「生姜チューブ」便利ですよね。さっと取り出して使えるので冷蔵庫に1本は常備してあるというご家庭が多いと思います。

スーパーでよく売られている生姜チューブの原材料には、生姜以外にも食品添加物などの様々なものが使われていて、半分以上は生姜ではないものでできています。

使われている原材料の中には、取りすぎると体に悪い影響を及ぼす可能性があるものが含まれており、注意が必要です。

便利だから結構使ってたけど、このまま使って大丈夫なのかしら?

生姜は体を温めてくれるなど、体に良いというイメージがあると思いますが、体に悪いものが入っているなんて以外に思うかもしれません。

生姜チューブに使われるどのような原材料が体に悪い影響を及ぼす可能性があるのか、またどんなものを選んで使うのが良いか説明していきます。

家にある生姜チューブには体に悪いものが入っている!?

スーパーなどで小さな箱に入って売られている「生姜チューブ」。

料理や薬味として使う時に、生姜をすらなくてもチューブを絞っただけですり生姜が出てくるのでとても便利ですよね!

しかしこの便利な「生姜チューブ」商品、実は生姜以外にも様々な原材料が使われていて、その中には取りすぎると体に悪い影響を及ぼすものがあります。

生姜チューブに記載されている原材料表示を見たことはありますか?とある生姜チューブの商品の原材料の表示内容はこちらです。

原材料名:しょうが、でんぷん、食塩/酒精、酸味料、安定剤(キサンタンガム)、酸化防止剤、調味料(アミノ酸等)、香料

生姜以外にも何やら色々と入っていますね。またこの原材料の記載で、「/」より後に表示されているものは食品添加物になるのですが、これもたくさんの種類が入っているようです。

本当だわ!家にある生姜チューブにも、生姜以外のものがたくさん記載されている!

スーパーで売られている生姜チューブは安価で購入できますが、このように安価に使用できる様々な原材料から作られているためなのです。

これらの原材料のなかで体に悪い影響を及ぼす可能性がある材料を一つずつ見ていきましょう。

でんぷん

でんぷんは安く使えるため、「つなぎ」や「かさ増し」の目的で使われています。

でんぷんは食品添加物とはなっていませんし、じゃがいもなどに含まれよく口にするものというイメージがあり体に悪いものなの?と思うかもしれません。

でんぷんそのものではなく、でんぷんを作る過程で使われるとうもろこしが「遺伝子組み換えされている」可能性があるためなのです。

遺伝子組み換えとは?

作物などに害虫や除草剤に強くさせる目的で別の生物の細胞から取り出した遺伝子を組み込ませるもの。

遺伝子組み換え食品にはアレルギーを引きおこす可能性がある。

マウス実験では遺伝子組み換え食品を食べさせ続けた結果、免疫の低下や発がん性が認められたため、人体への悪影響が指摘されている。

日本では遺伝子組み換え作物は作られてはいませんが、輸入されてきたとうもろこしや大豆などの作物に含まれています。

これを避けるためには原材料などの表示に遺伝子組み換えでないという表示や、100%日本の作物が使われているもの、またはオーガニック食品を選びましょう。

生姜チューブにはこのような表示はないですし、また他の加工食品にも含まれいる可能性があります。

これを知ると怖くなりますが、現在のところ遺伝子組み換え食品による人への悪影響の発表はありません。

毎日食べ続けるというのは良くないですが数日に1回程度なら体に影響はありません。

食品を選ぶときには商品名が目立つものだけでなく裏の表示内容も確認して選びたいですね。

食塩

食塩ときくと身近なもので、何にでも入っているものだなと感じますよね。

塩には精製塩と天然塩があります。精製塩の場合ミネラルは全く含まれておらず、塩分しか体に入ってきません。

こうなると塩分を取りすぎることになり、血管系の病気のリスクをあげることになったり、体がむくんだりする原因となります。

またミネラルのバランスを崩し代謝を悪くしたり、味覚異常が出る可能性もあります。

日本食はお味噌汁や、煮物、焼き魚、お浸しなどただでさえ塩分が高めとなりやすいです。

それに加え生姜からも塩分を摂取することになると、塩分過多となり体に悪い影響を与える可能性もあるので、できるだけ控えたいですね!

増粘安定剤

生姜チューブにはキサンタンガムという増粘安定剤が使われています。これは食品に粘性や接着性を持たせる食品添加物です。

増粘安定剤は使用する目的で表示名が変わります。

食品にねばりやとろみをつける:増粘剤

固体や液体である食品成分を均一に安定させる:安定剤

液体をゼリー状に固める:ゲル化剤

最初の生姜チューブの原材料名に記載があるのは「安定剤」でした。これをみると目的がわかりますね。

キサンタンガムは土壌に生息する陰性桿菌であるキサントモナスから作られます。

毒性は少ないとされ、人間がキサンタンガムを1日10~13gとっても体に影響はないと研究結果もでているそうです

ただし微生物を培養する際にとうもろこしのでんぷんを使っている場合があり、遺伝子組み換えの可能性も考えられます。

調味料

調味料はうま味を付けるため化学的に合成して作られた食品添加物です。

毒性は強いものはないですが、L‐グルタミン酸ナトリウムの場合人間が一度に大量にとると顔面や首、腕にかけてのしびれや灼熱感、動悸やめまい、全身倦怠感が現れることがあります。

また味覚麻痺を起こし、自然な味が分からなくなることや、発がん性の可能性なども指摘されています。

生姜チューブには調味料としてアミノ酸が使われています。

調味料(アミノ酸)は表示されない加工食品を探すのが難しいほど色々なものに入っています。

インスタントラーメンやコンビニ弁当、スナック菓子、めんつゆ、缶詰、びん詰、総菜などありとあらゆるものに含まれています。

この調味料(アミノ酸)が含まれる様々の食品を摂取していて少しずつ体に取り入れられ蓄積されていると考えると怖くなります…。

すべて避けるのには無理があると思いますが、避けられるのであればなるべく避けたいですね。

生姜チューブは原材料表示を見て無添加を選んで使おう

スーパーで販売されている生姜チューブは食品添加物が含まれているものがほとんどですが、ネット販売などを利用すれば無添加の商品が手に入ります。

無添加の商品は添加物が入っているものより少々値段が上がりますが、味わいも良く安心して使えるので選んでみてはいかかでしょうか。

生おろし生姜

価格:357円(税込)

容量:40g

賞味期限:製造日より270日

メーカー:東京フード

原材料:しょうが(国内産),水飴(国内産 甘藷でん粉),醸造酢(国内産),食物繊維(大豆 遺伝子組み換えでない),食塩(赤穂の天塩),植物油脂(有機JASべに花油)/香辛料

「/」のあとに記載のある食品添加物である香辛料が含まれますので、無添加とはなりませんが香辛料は毒性の低いものとなります。

しょうが以外にも色々入っているのが気になりますが、国内産の生姜使用の他、遺伝子組み換えでないという表示、有機べに花油など安心材料が多く使われています。

しかしこちらはスーパーではほとんど見かけることがないため、AmazonやRakutenなどのネット販売で購入することとなるでしょう。

国産しょうがすりおろし

価格:475円(税込)

容量:150g

賞味期限:開封前常温360日

メーカー:信州自然王国

原材料:生姜(国産),ワイン,食塩

原材料名を見ると「/」が入っておらず無添加の商品です。シンプルな内容になっており、安心して使うことができます。

さらには使用しているワインは酸化防止剤不使用のもの、食塩は精製塩ではなく、天然塩の天日塩を使っている点がおすすめポイントです。

チューブタイプではないので、使用するときはスプーンですくって使用しなければならないのがネックですが、生のものと変わらない風味があっておいしいですよ。

オーガニック黄金しょうがパウダー

価格:2500円

容量:70g

賞味期限:製造日より1年

メーカー:有限会社アグリおおすみ

原材料:有機黄金しょうが(九州産)

こちらは有機JASが認証されているオーガニック商品です。また原材料も生姜のみととてもシンプルな無添加商品になっています。

料理だけでなく、飲み物などにもさっと溶けて使いやすいです。

パウダータイプで常温保存ができますので持ち運びにも便利です。

体を温める効果のある生姜を日常的に取り入れたい場合はとても便利な商品です。

生姜チューブがなくても生のまま長期保存できるおすすめの方法

一般的にスーパーで販売されている「生姜チューブ」はなるべく避けた方が良いとお伝えしてきました。

しかしおすすめした生姜チューブやパウダーなどは身近なスーパーでは中々購入できません。

生姜チューブに頼るのではなく、生姜そのものを使いたいところですが…。

生姜を少しずつ切ったり、すったりするのが面倒くさいし、保存しているとどんどんカピカピになっていくわ…。

毎回生姜をするのは正直言って面倒くさいですよね。それにそのまま冷蔵庫に保存しておくと乾燥して固くなってしまいます。

そんなお悩みに!生姜を使いたいときにさっと使えて、長期保存も可能なおすすめな方法がありますのでご紹介していきます。

生姜の冷凍保存

生姜は生のまま冷凍することができます。生姜チューブのようなすりおろし生姜の冷凍保存の方法はこちらです。

すりおろし生姜の保存方法
  1. 生姜を水洗いして水気をふき取る
  2. すりおろし器ですりおろす
  3. すりおろした生姜をラップに細い棒状にして包んで冷凍する
  4. 凍った生姜を必要分折って凍ったまま使用する

すりおろし生姜だけでなく、薄切りや細切り生姜にして冷凍保存することもできます。

生姜を冷凍保存した場合、保存期間は1カ月となります。

生姜は1個購入すると一度には使い切れないことが多いと思います。このように冷凍保存しておけば、鮮度をキープしたまま長持ちさせることができます。

最初はひと手間となりますが、生姜はどこのスーパーでも安価に購入できますし、添加物のない風味豊かな生姜の味わいを長く保つことができるのでおすすめですよ。

生姜の冷蔵保存

生姜は冷蔵保存することも可能です。乾燥してしまうため水に浸しておくのが最適です。

こちらも定期的に水を変えることで1カ月ほどもちますよ。

生姜を冷蔵保存する方法
  1. 生姜を水洗いする
  2. 煮沸消毒した保存容器に入れる
  3. 生姜がかぶるくらいの水を注いで蓋を閉じ、冷蔵室に保存する
  4. 2、3日おきに水を取り替える

生姜を丸ごとでも、スライスしたものや使いかけのものでもこの方法が可能です。

2~3日おきに水を交換しなければならないのが少々面倒かもしれませんが、やはり生の生姜のすりおろしは風味が良いですよね。

ラップで包んでいるだけでは乾燥して1カ月も持たないですが、この方法なら可能になるのですね!

まとめ

  • 一般的にスーパーで販売されている生姜チューブは生姜以外にも様々な原材料が使われていて、その中にはとりすぎると体に悪い影響をおよぼすものがある
  • 遺伝子組み換え商品はアレルギーを起こす危険や体に悪い影響をおよぼす可能性があるためなるべく避けるようにする
  • 塩分は取りすぎると血管系の病気のリスクや味覚障害が出る可能性がある
  • 調味料(アミノ酸)は一度に大量にとるとしびれや動悸、めまい、全身倦怠感を起こすことや、味覚障害や発がん性の可能性も指摘されている
  • 生姜チューブは無添加のものや、原材料を確認してから選ぶと良い
  • 生の生姜を長期保存する場合は冷凍と冷蔵の両方可能であり、1カ月ほど保存できる
  • すりおろし生姜の場合は冷凍保存が便利で凍ったまま使う

生姜チューブは私たちの生活に身近にある商品ですが、原材料表示を見てみると体に悪い影響を及ぼす可能性のある材料が入っていることが分かりました。

無添加というだけでなく、塩分や遺伝子組み換えでないという点にも注目して商品を選ぶと良いと思います。

また生のものを工夫することで長期保存もできますのでぜひお試しください。

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