コンソメの顆粒と固形の違いは料理の仕方で使い分けるためのもの?

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コンソメって顆粒と固形の2種類あるけど、どっちがいいのかな?使い方に違いはあるのかな?

普段のお料理に何気なく使っているコンソメですが、売り場には顆粒タイプと固形タイプの2種類がありますよね?

顆粒タイプは炒め物など水分が少ないもの、固形タイプはスープなどの水分が多いものに使うみたいだよ

意外と知らないそれぞれの特徴や違いについて調べてみましたので、この記事を読んで一緒に確認してコンソメの良さを再確認していきましょう。

コンソメの顆粒と固形の違いはどんなところ?

「固形ブイヨン」という商品もありますが、コンソメと何が違うのでしょうか?違いを調べてみました。

コンソメは完成されたという意味のフランス語です

先程のブイヨンはフランス語で「だし」を意味します。肉・魚・野菜などを長時間煮込んで作る、スープのもとになるものです。

コンソメはブイヨンをベースにハーブなどを煮込んでうま味を加え、塩で味付けした、フランス料理で、「完成された」という意味の澄んだ液体がとても美しく美味しいスープです。

ブイヨンは「だし」そのものなので、塩分やうまみが加えられていないので、ポトフのような野菜そのものの味を楽しみたい時にはおすすめです。

コンソメは味付けがされているものですので、その味を活かしたお料理を作ってくださいね。

固形タイプのコンソメの使い方

コンソメは「完成された」という意味の美味しいスープで、そのコンソメスープの素をギュギューッと固形物に凝縮させたものが固形タイプのコンソメです。

そのままお湯に溶かせば手軽に美味しいコンソメスープを味わうことができますし、お料理の下味に使えば味にコクや深みがプラスされます。

シチューやポタージュスープなどはもちろんですが、あらゆる煮込み料理に使える便利な調味アイテムです。

固形タイプは1つずつ個別包装されているので、湿気の影響を受けにくく比較的長持ちします。スープなど水分の多い料理を作るときはそのまま入れればいいので楽ですよね。
ただし、少しだけ使いたいというときには、固形コンソメを砕かないといけないので、不便かもしれません。

顆粒タイプのコンソメの使い方

顆粒タイプコンソメのメリットは、「必要な時に必要な分だけ使える」という事です。
チャーハンや炒め物、パスタの味付けなどにはパパッと使える顆粒タイプの方が便利ですよね。
しかし、固形タイプに比べると顆粒タイプは湿気の影響を受けやすいので、長持ちしないというところがデメリットになります。
顆粒と固形、両方用意しておくと一番ベストですが、顆粒が使いきれずに固まってしまうおそれがあります。

最近は粉末タイプのコンソメが小分け販売されているものがありますので、固形タイプと併用すると良いかもしれません。

固形タイプのコンソメ1個は顆粒で何グラム?

洋食には欠かせないコンソメですが、顆粒タイプを使う事も多いかと思います。

固形タイプのコンソメ1個は5g程度なので、顆粒タイプは小さじ2杯弱くらいになります。

ですから、レシピに「コンソメ大さじ1」となっている場合は、固形タイプコンソメ1個と半分程度に相当するようです。

固形タイプコンソメ1個に対する水の量は?

固形タイプのコンソメ1個に対して水の量はどれくらい用意すればいいのでしょうか?

お料理の内容にもよりますが、一般的に固形タイプのコンソメ1個に対して水300㎖を目安にして調理してくださいね。

コンソメの顆粒タイプと固形タイプの塩分量は?

コンソメは塩分を含んでいると先にも書きましたが、固形タイプ1個当たりのグラム数や塩分量が気になりますよね?
そこで、独自にいくつかの商品について、固形タイプコンソメ1個に対する塩分量やグラム数などをまとめてみました。

固形タイプのコンソメ1個にはこれだけの塩分量があった

一般的な固形タイプのコンソメ1個のグラム数は約5g、塩分量は約2.5gといわれています。
しかし、スーパーなどでよく目にする固形タイプのコンソメを調べると商品によって違いがあることがわかりました。
下記の表にいくつかの商品の固形タイプのコンソメ1個に対する塩分量とグラム数をまとめてみましたので参考にしてください。(顆粒は水分量300㎖として換算しています)
商品 タイプ 使用量の目安 グラム数 塩分量
味の素KKコンソメ 固形 1個 5.3g 2.5g
味の素KKコンソメチキン 固形 1個 5.3g 2.4g
クノールチキンコンソメ 固形 1個 7.1g 2.4g
クノールビーフコンソメ 固形 1個 6.5g 2.4g
味の素KKコンソメ 顆粒 小さじ2弱 5.3g 2.5g
マギー無添加コンソメ 顆粒 1本 4.5g 2.2g
MC化学調味料無添加コンソメ 顆粒 小さじ2強 4.5g 2.2g

水分量は同じなのに、固形タイプのコンソメ1個のグラム数は違うのですね!

コンソメの塩分量は結構多いので注意しよう

厚生労働省がまとめた「e-ヘルスネット(2020年度版)」によると、成人男性が7.5g未満、成人女性では6.5g未満といわれています。

ですから、固形タイプコンソメ1個につき塩分量が約2.5gというのは割合としては多い方ですよね。

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、摂取量の減少を目指すものと位置づけられており、目標量(食塩相当量として)は、成人1人1日当たり男性7.5g未満、女性では6.5g未満と設定されています。なお、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のための食塩相当量の量は、男女とも6.0g/日未満とされています。

引用元:e-ヘルスネット

お料理に固形タイプのコンソメを使うときは他の塩分を減らすなど、塩分量も気にしながら上手に使いたいですね。

最近では減塩タイプのコンソメもあるようなので、そちらも検討してはいかがでしょうか?

業務スーパーのコンソメ顆粒タイプはコスパ最強です!

スープの味付けやおかずの下味などに大活躍する場が多いコンソメ。特に顆粒タイプは扱いも楽で賞味期限も長いので大変便利です。

さまざまな料理で使いたい時は、内容量が多い業務スーパーの「コンソメ」がおすすめ!300gも入ってて遠慮なく使えるのでコスパは最強ですよ♪

業務スーパーのコンソメの魅力とは?

業務スーパーのコンソメは1袋300g入り。コンソメスープを作る場合は1人分200㎖で3gを使うとすればなんと100人分も作れるのでコスパは最強といえます。

お値段も351円(税抜き)とリーズナブルで、遠慮なく使えることがうれしいポイントです。

味の素コンソメと比較してみました

黄色のパッケージでおなじみの「味の素コンソメ(顆粒)」ですが、業務スーパーの「コンソメ」とどう違うのでしょうか?
お湯を注いでみると、業務スーパーの「コンソメ」は溶けやすいですが、「味の素コンソメ(顆粒)」は底の部分に残ってしまいました。
顆粒と粉状の違いだと思いますが、かき混ぜれば両方ともきちんと溶けますので、何も問題はありませんでした。

味に関しては「味の素コンソメ(顆粒)」の方が香辛料が強い感じがしました。

業務スーパーの「コンソメ」は、サラッとしている、さっぱりしているという表現が合っているかと思います。

価格は業務スーパーのコンソメが半額以下

先述にもありましたように、業務スーパーの「コンソメ」は300gで351円(税抜き)です。

一般のスーパーでは「味の素コンソメ(顆粒)」50g入りで138円(税抜き)で販売されていましたので、300gに換算すると828円(税抜き)になります。

同じ商品ではないので単純な比較はできませんが、一般スーパーの「味の素コンソメ(顆粒)」の価格は業務スーパーの2.36倍になり、価格の面でもコスパは高いといえます。

まとめ

  • コンソメはフランス語で「完成された」という意味である
  • 固形タイプと顆粒タイプのコンソメの違いは、料理によって使い分けることだった
  • 顆粒タイプのコンソメは炒め物など水分が少ない料理に最適
  • 固形タイプのコンソメ1個は顆粒タイプで小さじ2杯弱
  • 固形タイプのコンソメ1個に対する水の量は300㎖を目安にする
  • 固形タイプのコンソメ1個には約2.5gの塩分が含まれている
  • コンソメの塩分量はかなり多いので注意した方が良い
  • 業務スーパーのコンソメ顆粒タイプは色んな料理に使えるのでコスパは最強
  • 価格は業務スーパーのコンソメが半額以下で大変お得!

私はよく洋食を好んで作りますのでコンソメを使いますが、固形タイプと顆粒タイプの違いが良くわかっていませんでしたが、両方を使い分けて料理をしていました。

ブイヨンとコンソメの違いについても同様で、「だし」と「完成形のスープ」で内容が違うものだったのですね。

しかし、コンソメを使用するにあたって、生活習慣病の代表である高血圧症や慢性腎臓病を発病しないためにも、塩分摂取量には気をつけて、入れすぎには十分気をつけてくださいね。

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