行動制限がなくなり、旅行や帰省のため飛行機を利用される方がまた増えてきましたね!
国内だけでなく、海外旅行をされる方も今後さらに増えてくるのではないでしょうか。
楽しい家族旅行の計画♪でも子連れで飛行機に乗るときに思うのは…。

おとなしく座席に座っていられるかな…。

機内でぐずったりしたらどうしよう!
旅行前こんな不安をかかえているママ、パパが多いのではないでしょうか?
子連れで飛行機に乗るとき、おすすめの座席は一番前か後方席の通路側です!
なぜ子連れの場合一番前や後方の通路側の座席が良いのか、また飛行機に乗るときの持ち物や準備などについてもご説明していきます!
子連れで飛行機の座席は一番前か後方席の通路側を指定しよう!

初めての子連れで飛行機、楽しみがいっぱいですよね♪

飛行機喜んでくれるかな?
でもフライト時間の数時間、飛行機のあの空間に子供が大人と同じように座っていられるとは思えないですよね…。
授乳やおむつ交換があったり、初めての空間にぐずったりして騒がしくしてしまうんじゃないかと不安なことも多くなります。
フライト時間は子供となるべく快適に過ごせるように準備をしておきたいです。

まずは少しでも安心できる座席を選んでおきたいな。
子連れで飛行機に乗るときは事前に座席を予約をしておきましょう。なるべく早めのほうが選択できる席が多いはずです。
子連れで飛行機に乗るときのおすすめの座席は、一番前か後方の通路側の座席です。
その理由についてこのあと説明していきますね!
一番前の座席
一番前の座席は前にスクリーンがあり、座席の前のスペースが他の座席よりも広くなっているため圧迫感が少ないです。
子供がぐずったときに立ち上がってあやししたり、前のスペースで歩かせて気分転換もできます。
また前が壁になっているため「バシネット」という簡易ベビーベッドを取り付けて使用することができます。
バシネットの特徴について以下にまとめました。
- 簡易ベビーベッド
- 無料で借りられるが予約が必要
- 2歳未満10Kg未満の子供が使用できる
- シートベルトランプがついているときは使用できない
- 短距離の場合貸し出しがない場合もある
抱っこ以外に寝かせられる場所があるとパパ、ママもゆっくり休めます。国際線の長距離の時には重宝しそうですね!
また一番前の座席は着陸後すぐに降りることができますが、降りる準備は早めにしなければならなくなります。
エコノミークラスの一番前はその前方がプレミアムエコノミーやビジネスクラスになっています。
フライト時間をゆっくり静かに過ごしたい方が座っているので、もし子供がぐずってしまった時のことを考えると気兼ねするかもしれません。
一番前の座席は前の席がないためモニターやテーブルが座席の横に収納されています。
そのためひじかけがあがらないようになっていて、横抱きなどのとき不便に感じるかもしれません。
一番前の座席のメリット、デメリットをまとめました。
- 前の場所が広く、子どもが気分転換できる
- 前の座席を気にしなくて良い
- バシネットを取り付けられる
- 着陸後すぐに降りられる
- ビジネスクラスやプレミアムエコノミーが近く気兼ねする
- 前に荷物を置く場所がないため上の棚に荷物を置かなければならない
- ひじ掛けがあげられない
ベビーベッドが使用できるのは一番前の座席のみなので小さな赤ちゃんには特におすすめの席になります!
後方の座席
一番後方はギャレーという客室乗務員さんが待機する場所があります。客室乗務員さんが通りやすい場所のため何かあったときに声をかけやすいです。
一番後方にはおむつ交換台がついているトイレがあることが多く、おむつ交換や子供の急なトイレの時にもすぐに行き来ができます。
トイレの前にスペースがあるため、子供がぐずったときには立ち上がって気分転換することもできますよ。
一番後ろはお客さんがいないため気が楽かもしれませんが、座席が倒せないこともあります。
後方の座席は同じ家族連れや、団体のお客さんが座ることが多いです。また搭乗率が低い場合後方が空いていることが多いため気が楽に過ごせそうです。
後方の座席のメリット、デメリットをまとめました。
- トイレが近い
- トイレ前にスペースがあり、子供が気分転換できる
- 客室乗務員さんに声をかけやすい
- 後方は周りも家族連れが多い
- トイレが近いため人が集まりやすく音が気になるかも
- 食事を配られるのが一番最後
- 降りるときが一番最後になる
後方の座席は動きが活発になってくる2歳~幼児がいるご家族におすすめの席です。

周りも自分たちと同じ子連れだったりすると少し安心できそうだな。
後方もなかなか良さそうですね!ベビーベッドは使用できませんが、フットレストを持ち込むと足をのばすことができ、お子さんも寝かすことができますよ。
通路側の席が良い!窓側はどうなの?
通路側が良いのは、子供がぐずったときやおむつ交換、トイレがあってもすぐに立て行き来しやすいためです。
窓側だと通路側の人にテーブルをしまってもらい、立ち上がってもらわなければなりません。

立ち上がるたびに申し訳ない気持ちになってしまいそう…。
通路側はワゴンが通ったり、人が通るため子供が通路に顔や手足を出してぶつかる危険があります。
通路側に大人が座りその隣に子供を座らせるのが良いと思います。
窓側の座席は窓の外が見られて気分転換ができます。しかし幼い子供はすぐに飽きてしまう可能性があります。
小学生になると窓の外の景色を見ることや、離陸、着陸時に景色とモニターを見比べてみるなど、飛行機の実体験が学びにもつながります。
小学生になると、長く座席に座っていられるようになるので窓側もおすすめです。
周囲のお客さんにも気を配ろう!
飛行機に乗るお客さんはほとんどが機内でゆったり過ごしたいという人です。温かく見守ってくれる人ばかりではないことを意識しておきましょう。
出発時周囲の人に「子どもがいてご迷惑をおかけします。」到着時には「騒がしくてすみませんでした。」などと声掛けをし気を配りましょう。
一声があるのとないのとでは周りの人の気の持ち方が変わるはずです!
子連れで飛行機に乗るとき持ち物は何を準備するべき?

子連れで飛行機に乗るときは不安が多いので持ち物にも気をつけて準備したいですよね!
子連れで飛行機にのるときの持ち物は、普段お出かけ時にマザーズバッグに入れているもの+αで良いと思います。
普段より多めに好きなおやつを入れたり、その子にとって初めてのおやつやおもちゃなどを入れておきましょう!

子供がぐずったときに気を引く作戦ですね!
子連れのときの飛行機内の持ち物を子供の年齢ごとに一覧にまとめました!
乳児(0~1歳) | 幼児(2歳~5歳) | 小学生(6歳以上) | |
保険証 | ◎ | ◎ | ◎ |
母子手帳 | ◎ | ◎ | - |
ミルク | ◎ | - | - |
授乳ケープ | ◎ | - | - |
離乳食 | 〇 | - | - |
飲み物 | ◎ | ◎ | ◎ |
おやつ | ◎ | ◎ | ◎ |
抱っこひも | ◎ | ◎ | - |
着替え | ◎ | ◎ | - |
オムツ | ◎ | ◎ | - |
ウエットティッシュ | ◎ | ◎ | 〇 |
暇つぶしグッズ | ◎ | ◎ | ◎ |
消毒、除菌シート | ◎ | ◎ | ◎ |
交換用マスク | - | ◎ | ◎ |
フットレスト | ◎ | ◎ | ◎ |
耳抜き対策
離陸時や着陸時は気圧の変化による耳の違和感を感じてぐずってしまったり、「耳が痛い」などと訴えることがあります。
耳抜き対策できるものを用意しておきましょう!
- 授乳する
- ミルクや白湯を飲ませる
- 離陸前に授乳し寝かせる
耳抜き対策のためにも飛行機内で授乳できるよう授乳ケープを用意しておくと良いですね。
- 耳栓(イヤープレーン)をつける
- 飲み物やゼリー飲料を飲ませる
- あめをなめさせる
- つばを飲み込む
- あくびをする
大人でも耳抜きがうまくできない人もいます。ごくんと飲み込むことで改善されますのでこの様な方法で試してみてくださいね。
抱っこひも
眠たくなったり、ぐずったりしたときに非常に役立ちますよね。普段使っているものなら落ち着きます。
空港内の移動距離も長いため、幼いお子さんは抱っこひもは必須アイテムなのではないでしょうか。
お父さんお母さん両方使えるものにすると疲れたときに交代できるので良いですね。
私の場合1歳と2歳の子供を連れて飛行機で海外に行ったことがありますが、飛行機トラブルによって予定時間に離陸できない事態に遭遇したことがあります。
機内に入ってからの待ち時間が随分と長く、二人ともぐずりが…。二つ抱っこひもがあって良かったです。
食事やおやつ、飲み物は
ミルクはCAさんにお願いすると作って持ってきてもらえます。
機内でも飲み物がでますが、子供はいつ「のどかわいた!」と言ってくるかわからないので持っていると安心です。
飲み物は普段子供が使っているマグに入れるとこぼれにくくて良いと思いますが、気圧で噴き出すこともあるので注意が必要です。
おやつは好みのものや初めて食べるおやつなどを用意し子供の気を引く作戦です!
大人も子供でも、好きなものやおいしいものを食べると楽しい気分になりますよね!
離乳食は持ち込みもできますが、年齢に合った食事が用意されている航空会社もあります。事前に予約しておきましょう。
暇つぶしグッズ
機内では大きな音が出ないものや、バラバラになるものなどは避けましょう。
- 折り紙
- シールブック
- 塗り絵(こすると色が出るもの)
- タブレット
タブレットがあると動画をみせたり、ゲームで遊んだりすることができます。事前にタブレットにダウンロードしておきましょう。
機内のプログラムにもディズニーなどの子供向け動画やゲームもありますが、子供の好みのものじゃないときもありますよね。
ディズニーよりアンパンマンの方がくいつきが良いなど…。好きなキャラクターものなど好みに合わせて持ち込んでおくと良いですね!
感染症対策
航空会社や空港も感染対策をしていますが、一人一人の意識も大切です。
旅行前の体調管理をし、密になりやすいときはソーシャルディスタンスを保ち移動しましょう。
また空港や飛行機内のあらゆる場所に消毒薬が設置されています。飛行機内でも除菌シートやがもらえる航空会社もあります。
しかし子供はいつ何を触るかわからないので常に持ち歩いていたほうが安心ですよね。
マスクの予備やマスクケースもあると良いです。
子連れで飛行機に乗るときは何時間前に到着すると良いの?

子連れで飛行機に乗る場合は余裕をもって空港に到着しておくと良いです。
時間に余裕があると心にも余裕ができるのではないでしょうか。

子連れで飛行機に乗る場合、空港に何時間前に到着するのが良いでしょうか?
子供がいると授乳やおむつ替えなどの時間を考えると2時間前には空港に到着したいところです。
初めて飛行機にのるときや、連休時などの繁忙期は2時間半前ほどに到着すると安心です。
空港に着いたら飛行機に乗るまでの手続きは以下のようになります。
- 搭乗手続き
- 手荷物を預ける
- 保安検査場を通過
- 搭乗口で待機
- 案内後飛行機に乗る
このようにいくつか通過しないといけない場所があります。

何時間前に手続きをしないといけないですか?
JALやANAは出発時刻の20分前までに保安検査場を通過する必要があります。搭乗口へは10分前までには到着する必要があります。
そのまえにチェックインや荷物を預けたり、食事を済ませたりなどの時間などを踏まえ空港到着時間を決めましょう。
空港までのバス、電車など時間や、車の場合駐車場からどのくらい歩くかなどもみておく必要があります。
交通渋滞などがあって時間通り空港に到着できない可能性も考えておきましょう。
そうすると家を何時間前に出れば良いかがみえてきますよね。
空港に着いたらまずチェックインカウンターに行きましょう!子連れ用カウンターで行うことができます。
ここで空港内で使用できるベビーカーが借りられます。空港のベビーカーは搭乗ゲートまで使用できます。自分のベビーカーは機内に持ち込めないので預けます。
空港で時間が合えば食事や授乳を済ませ、うまくいくと飛行機内でおねんねタイムになってくれます。
空港内は広いので、あらかじめ家で空港内のマップを確認しておきましょう。
チェックインカウンターの位置や、どこにトイレや授乳室があるかなどをリサーチしておくと、当日の行動に慌てないですよ。
搭乗口前の時間までに、飛行機内で上の棚に上げておく荷物と座席近くに置いておく荷物を分けておくとスムーズに座席に座れます。子連れは優先搭乗もできますよ。
まとめ

- 子連れで飛行機に乗るときのおすすめの座席は一番前か後方の通路側
- 一番前の座席は前にスペースがあり子供がぐずったとき気分転換できたり、バシネットという簡易ベビーベッドが使える
- 一番前の座席はひじ掛けがあがらない、荷物をすべて上におく必要があるなどのデメリットもある
- 後方の座席はトイレが近いためおむつ交換やトイレの行き来がしやすい
- 後方の座席は客室乗務員さんがよく通る場所で声をかけやすく、同じ家族連れも多いため比較的気が楽に過ごせる
- ぐずったときやトイレですぐに立ち上がれる通路側の座席を指定した方が良い
- 小学生は飛行機の実体験が学びにつながるため窓側もおすすめ
- 子連れで飛行機に乗るときの持ち物はマザーズバッグのもの+αで良い
- 耳抜き対策はごくりと飲み込めるものを用意すると良い
- 好みのおやつや初めてたべるおやつ、好きなキャラクーのおもちゃや動画を用意し、ぐずり対策をしておく
- 子連れで飛行機に乗るときは2時間前、初めて飛行機に乗る方や繁忙期は2時間半前に空港に到着すると良い
- 飛行機搭乗前に食事や授乳、オムツ交換などを済ませておく
- 事前に空港内のマップでチェックインカウンターや授乳室やトイレ、飲食できる場所のチェックをしておくと当日慌てない
初めて子連れで飛行機に乗るときは楽しみも多いですが、心配事も多くなりますよね。
事前リサーチや準備をしておくことで不安を軽減することができます。
ゆとりを持ってお子様との素敵な飛行機の旅をしてくださいね!
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