推し活に友達との遊び、ファッション、メイク、音楽…。高校生だってやりたいことをするにはお金がかかる!
アルバイトをしてみたいな、けれど初めてだし不安だな…。という高校生もきっと多いのではないでしょうか。
2022年の高校生のお小遣い実態調査によると、月の平均額は約5000円ほど。
平均おこづかい額じゃ足りない!月収100万ほしい。でも無理だしバイトするか…。
バイトって初めてするんだけど…。平均的に月収どのくらいみんな稼いでるの?
アルバイトをしている高校生達は、平均月収はどのくらい稼いでいるのでしょうか。
その他にも、気になる学業との両立やバイト代の使い道、おすすめバイトなど、高校生のバイト事情を調べてみました。
高校生のバイトの平均月収は約4万!使い道は?
高校生のバイトの平均的な月収は約4万円ほどになるようです。
都道府県によって最低賃金は変わってきますが、2022年時点での最低賃金の全国平均は930円となっています。
高校生がアルバイトをするとしたら、平日の放課後の数時間と土日の時間です。
平日働く場合は、大体週に3〜4日、一度のシフトで4〜5時間ほどでバイトをしている高校生が多いようです。
土日にしっかり働く派は、1日5時間〜6時間ほどがっつりと働くというパターンも。
高校生でも、このような働き方で平均3〜4万円ほどの月収を稼いでいるようですね。
その他にも長期休暇を利用したり、単発で高時給のバイトをたまに入れたりという高校生もいるよ。
稼いだアルバイト代、みんな何に使ってる?
今月めっちゃシフト入ったから月収多めだわ、推しに貢ぐぞ〜。
なんていうのは私の場合なのですが、高校生は稼いだアルバイトは何に使っていることが多いのでしょうか。
高校生になると移動範囲も交友関係も広がり、さまざまなことでお金がかかりますね。
また絶賛成長期なので用意された三度の食事だけでは足りずお菓子や軽食、ジュースなどでお腹を満たす必要があることも…。
高校生を含む10代のお金の使い方は、次のようなものが挙げられます。
- ジュースやお菓子
- 食事
- 趣味
- ファッション、コスメ
- ゲームへの課金
- 友達との遊び
- 文房具や雑貨
交通費やスマホ代などといった、高校生活を送る上で必要な項目は上位にはありませんでした。
交通費やスマホ代などは分は親に出してもらうかお小遣いでまかない、アルバイト代は好きなように使うことが多いようです。
ぼくのオヤツもたまには買ってきてにゃん。
高校生がバイトするならこんなところがおすすめ!
うっしゃ、バイトするぞ〜!でもどんな基準で選べばいいんだろう。
高校生がバイトを探すとき、以下の3つをポイントにして選ぶのがおすすめです。
- 自分の家から近くて通いやすいか
- 高校生歓迎の職場かどうか
- シフトの融通が利きやすいかどうか
まず、一つ目の自宅から近くて通いやすいかどうかについてです。
高校生は、基本的には学校が終わってからの放課後の時間にアルバイトをすることになります。
学校が終わってからアルバイトをして帰宅するとなると、夜遅い時間になっていまう場合も考えられます。
保護者の心配だけでなく安全性、学業との両立の面から考えると、自宅に近いバイト先を選ぶのがベターです。
次に、二つ目の高校生歓迎の職場かどうかについてです。
高校生歓迎かどうかは、求人サイトや情報誌に記載がある場合が多いです。
実際に高校生が働いたことがある実績があったり、テスト期間や短時間勤務といった高校生ならではの都合などに理解があると考えられます。
本人にとっても、同年代がいる可能性もあり、働きやすい可能性が高いです。
三つ目の、シフトの融通が利きやすい職場かどうかについてです。
テスト期間や文化祭といった学校のイベントなど、どうしてもアルバイトを休まなければいけないことも。
面接の際に、試験期間のシフトの調整が可能かどうかといった確認をしておくのがおすすめです。
以上のポイントを踏まえた上で、高校生がアルバイトをするのにおすすめの職場をご紹介します。
- コンビニ店員
- スーパーの店員
- ファストフード店員
- ファミレスなどの飲食店
- イベントスタッフ
- 郵便局(年賀状の仕分け)
- ガソリンスタンド
- カラオケ
どれも、高校生歓迎やシフトの融通が比較的利きやすい職場が多いです。
実際にお店に訪れるなどして雰囲気を知ってから応募してみるといいですね。
高校生のバイトは時間に注意すべき!3つのポイント
高校生がアルバイトをする場合は、3つの理由で時間の制限をされることとなります。
一つ目は、放課後の数時間か休日しか働けないということです。
学校の授業が終わって、移動して、アルバイトして、帰宅して…。と考えると、学校がある日は働けても4時間程度です。
学校の課題や勉強をする時間も考えると、平日に関しては一度のシフトの時間は短くなってしまうことが多いです。
二つ目は、高校生は午後10時以降は働くことができないということです。
厳密には、18歳未満の労働者を午後10時から午前5時までの間に勤務させてはいけないという決まりです。
健康上や福祉上といった観点から有害である、とのことでこちらは、労働基準法第61条に定められています。
三つ目は、週に決められた時間までしか働くことができないという点です。
こちらも同様に労働基準法の第60条によって定められています。
満18歳未満は、1日8時間、週40時間を超えて働くことができません。
二つ目と三つ目をについて、これを違反した場合は、働いているアナタではなく雇い主が罰せられることになります。
高校生でバイトするには気にしないといけないことたくさんあるんだね。僕は猫なので関係ないんニャけど…。
学業とアルバイトの両立が不安なあなたへ
やはりなんといっても、学生の本分は学業。バイトを始めたいけど勉強が疎か(おろそか)にならないか、不安になりますよね。
正直にいうと、アルバイトと学業を両立させようと思うと、努力と計画性、強い意志が必要になります。
やはり、バイトをするとその時間分勉強できる時間が減ってしまうので、バイトせず勉強している子と比べると成績は落ちてしまう恐れがあります。
また、バイトで疲れて帰宅後は何も出来ず寝てしまう…。なんてことも。
しっかりとやり遂げる自信がない場合は、大学生になるまでアルバイトは諦めてもいいかもしれません。
それでもがんばりたい!という時は、以下のポイントに気をつけてアルバイトに励みましょう。
- 目標の金額や勤務日数を決めておく
- お金はいつでも稼げても高校生活は一瞬。高校生活優先で
- 朝早起き、移動中の隙間時間を活用するなどして勉強時間を確保する
- 移動時間が少なくて済む近場のバイト先を選ぶ
まとめ
- 高校生のバイトの平均月収は4万円ほど
- 最低賃金の全国平均はおよそ930円で、平日4〜5時間を3〜4日、もしくは土日5〜6時間ほどで平均月収4万円ほどになる
- 稼いだアルバイト代はジュースやお菓子、趣味、ファッションなど好きなように使っている高校生が多い
- 高校生がバイトするなら自宅から近い、高校生OK、シフトの融通が利きやすいを基準に選ぶのがおすすめ
- コンビニやスーパーの店員、飲食店などがおすすめ
- 放課後の短時間しか働けない、午後10時までしか働けない、1日8時間、週40時間までしか働けないという制約がある
高校に通いながらアルバイトをするのはとても忙しいですし、お客さんからしたら社会人でも学生でも同じ店員。
正直、アルバイトをすることで理不尽な思いをしたり辛い思いをしたりということは多々あります。
しかし、たくさんの出会いがありますし、何よりとても良い社会経験となります。
どうせ働くなら月収を稼げるところで…。と思いがちですが、高校生活と無理なく両立できるようなバイト選びをしましょう。
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