大切なパーカー、スキニージーンズ、真っ白だったのに洗濯したら色移りしていた。

もう、何で?ちゃんと色分けすればよかった!
ショックと後悔で落ち込んでいる、あなたに朗報です。
ハイドロハイターで、色移りが真っ白に戻るかもしれませんよ。
クリーニング屋さんにも断られたお気に入りで、しかも今はタンスの肥やしになってしまっている、白いパーカーやスキニージーンズにTシャツ。
お風呂のヘアピンにできたもらいサビも、お母さんに見つかる前にハイドロハイターできれいにしてみませんか!

ハイドロハイターで色移りやサビまでも、綺麗に落とせしまう可能性があるので、最後まで読んでみて下さいね!
ハイドロハイターは色移りを綺麗に出来ます!
ではハイドロハイターで簡単に色移りを落とす方法を紹介します!
ハイドロハイターの使い方
ハイドロハイターは、白い繊維のもの全てに使用することができます。
50℃前後のお湯1リットルに、5g(キャップ半分くらい)をよく溶かし、30分、40分ぐらいつけ置きして、そのまま洗濯機で洗うといいですよ。
セーター、シルクの生地は、繊維を傷める可能性があるので、つけ置きする時間は短めにして、陰干しにします。
但し、使用上の注意もあるので記載しておきます。
- 子供の手の届かない場合で保管する
- 50℃前後のお湯の使用にして、熱湯は使わない
- 手袋を使用する
- 塩素系の漂白剤や酸素系の漂白剤との、併用は有毒ガスが発生する可能性があるので使わない
お気に入りのトレーナーやTシャツ、スキニージーンズに、他の洋服の色が移ってしまった。
カレーうどんを食べていたら、汁がとびちってシミになってしまい、洗ったらカレーの色が、そのまま残ってしまった。
「買ったばかりなのに」と、ショックで落ち込む事、仕方がないから、そのまま部屋着にしたり、気に入らないと、頭にきて捨ててしまったこともあるのではないでしょうか?!
先日、私の娘が、バイトの給料が入ったと言って、ずっと欲しかった真っ白のパーカーを買ってきました。
棉とポリエステルが入った生地でしたが、食事の時に醬油をとばしてしまい、塩素系の漂白剤を一振りシュッっとした所、今度はその部分が、黄色に変色してしまいました。
ショックで、すぐクリーニング屋さんに持って行きましたが、塩素系の漂白剤での変色は、元には戻らないとの事で、泣く泣く持って帰ってきました。
そこでいろいろ調べていると、ハイドロハイターで色移りしたお気に入りの洋服が、元に戻るかもしれないとしり、試してみたところ見事に真っ白に戻ったではないですか。
娘と、「捨てなくてよかったね」と、大喜びして他にも、小さなシミがついていた、白い洋服をハイドロハイターで洗ってみました。
そもそもハイドロハイターとはなに?
還元漂白剤(黄変回復用漂白剤)で、白無地の衣料専用、色のある衣料には使えません。
塩素系の漂白剤による、樹脂加工素材衣料の黄ばみの回復には、圧倒的な力を発揮します。
力を発揮する所は、衣料品だけではありません。鉄分によるサビつきの色移りを落としてくれたり、赤土の色移りまで綺麗にしてくれます。
但し、ハイドロハイターを使っても、色移りを綺麗に落とすことができないもののあります。
特に、塩素系の漂白剤で変色してしまった繊維は生地によっては、元に戻すことが難しい場合もあります。

クリーニング屋さんでも、仕上げ上りが予想できないので断ることの方が多いようですね。
ハイドロハイターが使えない?
ハイドロハイターは色移りを落とすものとしてとても便利なのですが、残念ながら使えないものもあります。
どのようなものに使えるのか、どのようなものはダメなのか、一覧で記載してみます。
- 白い繊維のもので、水洗いができるもの
- 棉や麻、化学繊維(ポリエステル ナイロン アクリル)
- 水洗いが出来ないもの
- 色のついた繊維
- 柄物 金属(ファスナー ホック)ボタン部分
- 色物の棉や麻、シルクや化学繊維(ポリエステル ナイロン アクリル)
- 刺繡がしてある物
- ビーズが着いている物
こう見てみると使えないのものが多いと感じますが、一般的なTシャツやスウェットなどは問題なく使用ができます。

ハイドロハイターが使える物と、使えない物はわかったけど、見分け方はあるの?

見分け方として、色落テストをしてみると、いいですよ。
色落ちテストは、確認ししたい布と汚れても良い布を2枚用意して、両方とも1部分を濡らします。
確認したい布の裏地を、汚れても良い布で擦りつけて、色がついたら色落ちすることが確認ができます。

この様なやり方で、色落ちテストをすると良いですよ!
色落ちを防ぐ方法
お気に入りの洋服の色落ちを防ぐ方法としては、色止め剤(ミカノール)があります。
市販で売っている薬剤ですが、色が薄くなるのを防げる商品が売っていることは、私は知りませんでした。
塩にも色落ちを防止する効果があるといわれています。洗濯をする時に一緒に入れて洗うといいですよ。
シートタイプのものもあって、色を吸収してくれて、他の物に色移りを防げるシート(ドクターベックマン)も売っています。
やはり、一緒に洗濯物に入れてあらいますが、シートの方が簡単で使いやすいですね。
洗濯ネットに入れ、高温のお湯で洗わないという方法も、色移りや色落ちを防ぐ効果があります。
後は白い物と、色のついたものを別々に洗う。洗い終わったらすぐに干すというのも大事です。
私は、白い物はネットに入れて、色物と洗う時はシートを使うようにしています。
ハイドロハイターはもらいサビも落とせます!
ハイドロハイターは、洗濯物だけではなく、もらいサビの鉄分を分解する力があるので、サビを落としたり、赤土(酸化鉄)のシミも落としてくれます。

もらいサビは、どんな所に発生するの?
子供達が使って、お風呂に置きっぱなしにしたヘアピン。次の日に、すぐにサビがついてしまっていて、「もう」って思うときありませんか?
キッチンでスプーンをずっと置きっぱなしにしていたり、飲んだ缶ジュース、缶詰をそのまま放置していたり。
気がつくと、丸くついているサビ。これがもらいサビです。
ベランダに壊れて落ちている、洗濯物を止めるクリップ。陶器の鉢植えの赤土の後、などなど、探せばいろんなところに、小さなもらいサビ、赤土の後がありますよね。
ハイドロハイターは、鉄分が溶けた色移りのサビ、赤土による色移りも落とすことができます!
溶かした液をその部分に落とし、ラップやキッチンペーパーなどで蓋をして時間をおくだけ!
もらいサビでお困りの際は、一度試してみてくださいね。
ハイドロハイターの代用になるもの

ハイドロハイターの代用になるものがあるんだよ!
〈重曹〉
炭酸水素ナトリウムとしてでも売っています。弱アルカリ性なので安全で、掃除には大変使いやすく、薬局やホームセンターなどで購入でき、ハイドロハイターの代用になります。
重曹を溶かして、黄ばんだ繊維やシンクのサビに、そのまま少し放置してから洗濯機で洗う、スポンジでこするなどしてみてください。
〈クエン酸〉
酸の力で汚れを溶かしながら落としてくれます。赤いサビを落とすには、クエン酸が最適です。
お手軽に手に入りますし、安全に使えます。クエン酸をお湯で溶かして、キッチンペーパーを先に敷いてから、クエン酸の液をかけて一晩放置してください。
黄ばんだ繊維は、お湯に溶かしたクエン酸に一晩漬けておいてください。
〈酢、レモン汁〉
こちらも酸の力ですが、クエン酸がない時でも使えます。
レモンを絞った後の皮を、ハイドロハイターの代用にしても良いのではないでしょうか。
ハイドロハイターを売ってる店はどこ?
ハイドロハイターは花王が販売していますが、売ってる店は少ない気がします。
スーパーやデパ地下には売っていなかったので、近所の薬局に何件かいってみましたが、売ってる店がありませんでした。
そこで、ホームセンターに行き、やっと見つけました。店員さんに聞いてみると全ての店舗では、売っていないようです。
疑問に思いますが、あんなスッキリ、キレイになるハイドロハイターを売ってる店が少ないのは残念ですよね。

インターネットはやはり強いですね。Amazonや楽天にはしっかり売っていました、さすがです。
気になる洋服の色移りや、キッチン、浴室の気になるサビを退治が出来るハイドロハイターが売ってるお店が、もっとたくさん増えるといいですよね。
まとめ
- 洋服の色移りはハイドロハイターで元通りにできる
- 白い洋服でも、ハイドロハイターが使えない時もある
- もらいサビの色移りにもハイドロハイターが使える
- ハイドロハイターの代用に、重曹、クエン酸、レモンや酢も、色移り解消に使える
- ハイドロハイターを売っている店は少ない
ハイドロハイターは、沢山の使い道がありましたね。
使い方を間違わなければ、お気に入りの洋服も、ヘアピンの置き忘れのサビまでも、サッと落としてくれます。
あなたも試してみて下さいね。すごさがわかりますよ。
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