瓶のラベルは剥がさないで資源ごみに出してOK!その理由とは!?

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もうすぐ資源ゴミの日、瓶がたまってきたからラベルを剥がして準備しておかなきゃ!でも…。

ラベルがキレイに剥がれない!

資源ゴミに出すために瓶のラベルを剥がそうとして、上の部分は剥がれたけど、白い接着部分のところだけ残ってしまいきれいに剥がれないことありませんか?

爪でカリカリしてみたり、たわしでこすってみたり。それに剥がしはじめるときれいに剥がれるまで時間がかかって大変ですよね。

実は瓶のラベルは剥がさないで資源ごみに出してもOKです。

瓶のラベルをそのまま資源ゴミに出してもちゃんと回収されますので安心してください。

瓶とラベルは素材が違うものなのに剥がさないで出しても良いのかしら?

なぜ瓶のラベルを剥がさないで資源ゴミに出しても良いのか、その理由をまとめたのでぜひご覧ください。

瓶のラベルを剥がさないで資源ゴミに出しても良いの!?

瓶のラベルは剥がさないで資源ゴミに出してもそのまま回収してくれます。

瓶のラベルは剝がれにくいものが多くあります、これには理由があるのです。

またラベルを剥がさないでそのまま資源ゴミに出して、どのように瓶はリサイクルされるのでしょう。

瓶のラベルはなぜ剥がれにくいの?

瓶のラベルには商品の中身によって法令で義務付けられている事項や様々な情報が記載されており簡単に剥がれることのないようになっています。

そのため瓶のラベルは簡単に剥がれないように接着してあるのですね!

私も瓶のラベルを剥がそうとして、スポンジでこすったり水につけたりして悪戦苦闘したことがあります。

私の住んでいる自治体では資源ごみ回収の日以外にも、自治体指定のリサイクル業者に持っていくと資源ゴミを回収してもらえます。

瓶の回収を担当している方にラベルが剥がれなかった瓶を見せて聞いてみました。

瓶のラベルがきれいに剥がれないのですがどうしたら良いですか?

と相談したところ、瓶のラベルは剥がさないで出していただいて大丈夫ですよ。と教えていただきました。

自治体が出しているゴミの分別表を改めて確認してみると、ガラス瓶のキャップは必ず取り中身を洗って出してください。

とは書いてあるもののラベルについては何も書かれていませんでした。

みなさんも空き瓶をゴミに出すときは自治体のパンフレットやポスターを見てみましょう。また自治体に直接問い合わせて確認しても良いですね。

瓶とラベルはどのようにリサイクルされるの?

ビール瓶や牛乳瓶は、お店に返したのちにリユースされます。

家庭で出る空き瓶に関しては各自治体で回収され、資源化センターに運ばれます。

瓶によって無色、茶色、その他の色に分別され金属やプラスチック、耐熱ガラスなどの異物を取り除かれます。

選別された空き瓶は工場に運ばれカレットという瓶を細かく砕いた原料に加工され、再びガラス瓶になります。

ガラス瓶生産工程
①粉砕 空き瓶を細かくガラス片に砕く
②ラベル剥離 ガラス片についているラベルを剥がす装置にいれ剥がしていく
③水洗い ガラス片の汚れを洗浄する
④選別 キャップ、鉄類、紙片、ビニールを磁器や風力、金属探知機、人の手で除去する
⑤原料調合 けい砂、石灰石、ソーダ灰などの天然素材をミキサーで混合
⑥溶解 調合された原料を溶解窯に入れ約1500℃の高温で溶かす
⑦成形 溶かしたガラスを瓶の形にする

このように私たちの家庭から出た空き瓶は徹底した分別作業が行われ、それがまたガラス瓶になって使われるのです。

瓶とラベルの素材は違うけれど、工場で徹底的に分別作業が行われることでリサイクルができるようになっているのね!

空き瓶をリサイクルすることは天然資源の節約となることや、原料を溶かす時間が短縮されます。

工場の稼働が減り省エネルギーとなることでCO2削減になり、地球温暖化を防ぐことにつながります。

みなさん空き瓶は資源ごみに出してリサイクルをしましょう!

瓶のラベルが剥がれない!正しい資源ゴミの出しかたは?

瓶はリサイクルできる資源なので、できる限り分別して資源ゴミに出しましょう!

空き瓶をゴミに出すときは、皆さんがお住まいの自治体の資源ゴミの分別のパンフレットやポスターまたはホームページなどで確認しましょう。

瓶のラベルはなかなか剥がれないように接着されているのでそのままで良いですが、キャップやフタはできる限り外してリサイクルしやすい状態にしておきましょう!

瓶を持ち運ぶときは割れないように気を付けてくださいね。

資源回収所で空き瓶を透明、茶色、その他の色(緑や黒)で分別している自治体もあります。それぞれに分けて出しましょう。

家庭で空き瓶のゴミが出たあと、正しい資源ゴミの出し方について説明していきます。

剥がれないラベルはそのままでOK

瓶のラベルは剥がれないように接着されていることが多いのですが、種類によっては剝がれやすいラベルもあります。剥がれやすいラベルは剥がしましょう。

紙のラベルは燃えるゴミへ、プラスチックラベルはプラスチックゴミに捨てましょう。

少しラベルを剥がしてみて、接着部分が残ってしまいなかなか剝がれないラベルは無理に剥がさずそのままにしておきましょう。

キャップやフタを取り外す

キャップやフタがついているままだとリサイクルのじゃまになってしまうので、できる限り外しましょう。

ラベルにキャップの取り方が書いてある瓶もあるので確認してみてください。

取りずらいキャップはドライバーなどを使って、てこの原理を使用して取る方法もあります。

しかしこの方法で私はスプーンを使って取ろうとしたところ、スプーンを曲げてしまったことがあり、上手く外れない物もあります。

キャップは取りずらいものに関しては、そのまま出しても良いという自治体もあります。確認してみてください。

キャップはずしという便利な道具も100円均一にありますよ。

引用 ダイソーオンラインショップ

キャップやフタはそれぞれの素材によって分別して捨てましょう。

瓶の中は水洗いをしましょう

瓶の中身は使い切るか、中身を捨てて水で洗いましょう。私は台所や冷蔵庫の中を整理をしていて、

しまった!この調味料賞味期限切れてる!

といったことが何度かあります…。そうならないように普段から整理し使い切ることが望ましいですね!

中身のものは新聞紙などの紙類にしみこませ、燃えるゴミに捨てましょう。

油の瓶は水だけだとキレイに落ちないので、瓶の中に食器用洗剤を数滴入れ振って洗うときれいになります。

再利用したい!キレイにとれる瓶のラベルの剥がし方

かわいい瓶や使いやすい瓶に手作りのジャムやお菓子を入れたり、小物入れに再利用したいと思う時もありますよね!

そんなとき元のラベルは不要となりますし、瓶をきれいにして再利用したいものです。

ご家庭にあるものでキレイにとれるラベルの剥がし方をご紹介していきます。

色々なラベルの剥がし方があるので、剥がれにくいものに関しては色々合わせてやってみるのも良いですね。是非試してみてください!

ヘアドライヤーの熱風を使用する

ヘアドライヤーの熱風でラベルの接着部分を乾燥させる剥がし方です。

まずヘアドライヤーの設定温度を高くします。シールの部分をドライヤーの熱風を30秒程当てていきます。剥がれてきたらゆっくり指で剥がしていきます。

この方法は瓶に熱風を当てると熱くなるので、火傷に気を付けてください。

水やお湯につけてラベルをふやかす

水やお湯でラベルをふやかして剥がす方法です。

水の場合は数時間瓶を水につけておきます。瓶を取り出し指で動かすとラベルがずれて取れていきます。ものによってはキレイに剥がれないものもあります。

水で剥がれない場合はお湯で試してみましょう!瓶を50℃程のお湯を入れて30分程置いておきます。

熱で粘着力が弱まりラベルを剥がしていくときれいに剥がれていきます。

熱いお湯にいきなり瓶を入れると瓶が割れてしまう可能性があるので、熱湯には入れないようにしましょう。

お酢や中性洗剤をラベルにしみこませる

お酢は酸の力で接着剤を溶かしていきます。中性洗剤は界面活性剤を利用してラベルの粘着力を弱めます。

シールやラベル部分にお酢や中性洗剤を含ませたコットンやキッチンペーパーを貼り付けます。

その上からラップを巻き30分程度そのままにして、ゆっくりラベルを指で剥がしていきます。ラベルが剥がれたら瓶を水で洗いましょう。

ラベルの剥がし残しがあるときは?

上記のようなラベルの剥がし方を試してみてラベルがキレイに取れた!と思って乾かしてみると、取り残しがあるのか瓶がベタベタすることがあります。

そんなとき消しゴムでこすってみたり、水につけてメラミンスポンジでこすったりするとキレイにとれますよ。

それだけではスッキリしない場合、オリーブオイルやベビーオイルを垂らしてふき取ってみたり、アルコールを使ったりするとすっきり取れます。

まとめ

  • 瓶のラベルは剥がさないで資源ゴミに出してもよい
  • 瓶のラベルは法令で義務付けられている様々な情報が書かれているため剥がれにくくなっている
  • 瓶のラベルを剥がさないで資源ごみに出しても、リサイクル工場でラベルを剥がす器械に入れて剥がされ、徹底的に分別される
  • 瓶を資源ゴミに出すときは、キャップやフタを取り外し水洗いをして資源ゴミに出す
  • 剥がしやすいラベルは剥がしてから資源ゴミ出すとリサイクルしやすい
  • 瓶を再利用したいとき、ラベルの剥がし方はドライヤーの熱風を当てる、水やお湯につける、お酢や中性洗剤をしみこませることで剥がすことができる
  • ラベルの取り残しは消しゴム、メラミンスポンジ、アルコールを使用するときれいにとれる

瓶のラベルは剥がさないで資源ゴミに出すことができます。

瓶をリサイクルをすることは地球温暖化の進行を防ぐことになり、私たちの未来につながります。

空き瓶を正しく分別してリサイクルしましょう!

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