最近は様々な懸賞があり、もしその懸賞に当たったらと思うとワクワクしますよね。
懸賞に応募しようと思ってハガキを準備して、いざ書こう!と思った時にこう疑問に思う事はありませんか?

懸賞のハガキの宛名って御中はつけるの?
就職活動などで会社に送る郵便物には「御中」をつけて送ることは常識です。
でも懸賞のハガキに「御中」はつけるのかどうか?素朴な疑問ですよね。
その答えはズバリ、”Yes.” つけます。懸賞はみんな当たって欲しいと思ってハガキを送るのですから、なおさらその相手には敬意を払わなければならないと思います。
「御中」をつける事はもちろん、懸賞ハガキの書き方や応募する懸賞の選び方など、コツをおさえて当選を目指しましょう!
懸賞ハガキの宛名には必ず御中をつけよう


懸賞ハガキの宛名に御中をつけるのはわかったけど、そもそも御中ってなんなの?
なんとなくマナーとして「御中」は使っていた事はあっても、そもそも「御中」はなんなのか知っていますか?
私は恥ずかしながらはっきりとは知らなかったので、もしかしたら調べるまで間違った使い方をしていた事もあるかもしれません…。
御中とは
「御」は名詞の前につけて敬意を示す言葉、「中」はその中の人という意味になり、その団体の中の人へ向けた敬称です。
法人会社や行政官庁といった「団体」宛に郵送物を出す際につけます。受け取る個人に宛てるのではなく、その「団体」や「部署」に宛てた敬称なのです。
つまり、その「団体」や「部署」の人であれば、誰に受け取ってもらってもOKという場合に使われます。
団体や部署の中の個人に宛てる場合は、「様」を使います。
個人宛で「様」がないと失礼にあたるのと同じで、「御中」がないのも呼び捨てと同じになるので失礼になります。忘れずにつけましょう!
懸賞のハガキでは、だいたい宛先が「係」となっていると思いますが、「係」も部署とみなしますので、その後に「御中」をつけます。
正:〇〇係 御中
誤:〇〇係 様
懸賞では個人に宛てる事はあまりないと思いますが、「係」の後に個人名がある時は個人名に「様」をつけるので、「御中」はいりません。
正:〇〇係 △△様
誤:〇〇係 御中 △△様
また、担当者の名前が明記されておらず、「ご担当者」と記載する時も「様」をつけます。
正:〇〇係 ご担当者 様
誤:〇〇係 御中 ご担当者 様
誤:〇〇係 ご担当者 様 御中
「御中」はなくても宛先に届きはしますが、つけないのは呼び捨てと同じなので、つけるのとつけないのでは相手が受ける心象が違います。
どのような方法で当選者を決めているかはその懸賞によっても違うと思いますが、人が当選者を選んでると想定して書いてください。
懸賞ハガキの宛名に「御中」が書いてある方が、相手への敬意を示している応募者と思われて当選の確率が上がるかもしれませんよ!
宛先が書いてあるハガキでの御中の書き方
懸賞専用のハガキなど、宛先があらかじめ書いてあるハガキの場合、宛先のおわりが「行」となっていると思います。
懸賞を行なっている側からすると自らに対して敬称の「御中」をつける訳にはいかないので、「行」をつける事になります。
送る側は相手に敬称をつけるのがマナーなので、「行」を消して「御中」を書きましょう。
- 「係行」となっている部分の「行」だけに二重線を引き、隣に「御中」を書く
- 縦書きの場合は二重線は縦または右上から左下へ斜めに引き、左側に「御中」を書く
- 横書きの場合は、二重線は真横に引き、右側又は下に「御中」を書く

二重線はフリーハンドで構いませんが、書きなぐったりせずに丁寧に書きましょう!その丁寧さも相手への敬意の表れになります。
懸賞ハガキはコツをおさえて当選確率をあげよう!


「御中」は書いたし、あとは懸賞ハガキに必要事項をチャチャッと書いて出せばいいよね?
ちょっと待った!せっかく懸賞に応募するからにはぜひ当選したいと思いませんか?
上記の通り人が選んでいると想定すると、ちょっとした気遣いなどで選ばれる可能性もあります。
少しでも当選の確率を上げるために、やれることはやって応募しましょう!
コツをおさえた懸賞ハガキで応募すれば、当選の確率を上げられるかもしれません!
字は丁寧に書く
まず懸賞ハガキを書く際は、丁寧に、心をこめて書きましょう。丁寧でも小さすぎて読みにくい字もNGです。程よく大きく丁寧に!が基本です。
読みづらい字より、きれいで読みやすい字の方が印象がいいですよね。
そして住所や名前のふりがなは、書くように指定がなくてもふった方が良いと思います。
わりと名前や住所って読めない事があるんですよね。
読める方が景品を送る際にもいいですし、そのひと手間を惜しまない人を選びたくなるかもしれません。
内容をしっかり確認する
応募要項はしっかり確認しておきましょう。応募券は必要なのか、自分が応募するのは何口必要なのか、締め切りはいつなのか、当日消印有効なのか、などなど。
応募券が必要な時は、剥がれないようにしっかりと貼りましょう。
応募券はシール・バーコード・レシートなど様々ですが、テープでしっかりと貼りましょう。シールやのりだけだと輸送中に剥がれる可能性があります。
レシートの場合は、感熱紙だと光・熱・水分・薬品などで消える事があります。印字部分にはテープがかからないように貼りましょう。
締め切り日と当日消印有効かどうかも最初に確認しておかないと、書いたはいいけど締め切りが過ぎていた!という事態になりかねません。
私は締め切り日ギリギリに慌てて出したけど、当日消印有効ではなく結局間に合わなかった事がありました…。
当然ですが締め切り日までに出さなければ当選しません。きちんと確認して余裕を持って出す事をおすすめします。
必要事項や感想は漏れなく書く
名前、住所、年齢など自分の情報のほか、コースやアンケート、クイズの答えなど、必要なことは漏れなく懸賞ハガキに書きましょう。
また、感想を書くように求められてなくても、その懸賞に関する商品や事業のことなどの感想を書くようにしましょう。
懸賞を実施するという事は、その商品や事業、会社の宣伝を狙ってる事が多いからです。

でも何を書けばいいのかわからないわ
その商品が当たったらどのように使うか、また、どのような商品があったら良いかなどの意見も良いと思います。
何かのサービスの場合は、そのサービスを利用してくれる人を選びたいでしょうから、必ず利用できますというのをアピールすると良いかもしれません。
長くなくて構いませんよ。何か書いた方が選ぶ人の目に留まるかもしれませんので、ぜひ書きましょう!
適度なデコレーションをする
よく懸賞ハガキで当たるコツとしてデコレーションするという方法を耳にしますが、あまり派手なデコレーションは不要です。
デコレーションで目が留まる事はあるかもしれませんが、メインは必要事項や応募シールなどです。それを邪魔することのないデコレーションにしましょう。
私がよくするのは、蛍光ペンでハガキの縁をなぞったり字の下にラインを引いたり、隙間があれば少しイラストを描いたりシールを貼るくらいです。
それくらいのデコレーションでも当たった事がありますよ!
ハガキの縁をなぞるのは、大量のハガキをパラパラした時に少しでも目が留まるかな?と思ったからですが、けっこうやってる人は多いかもしれませんね。
マスキングテープも良いと思いますが、剥がれて他のハガキにくっつく可能性もありますので、貼る時はしっかり貼りましょう。
めったにないとは思いますが、厚みや重みのあるシールなどであまりにデコりすぎると、重量オーバーになる事もあるかもしれません。
通常のハガキの料金63円で送れるのは6gまでのようですので、一応お気を付けくださいね。

よし、当たる確率を上げるコツはすべてやった!あとは切手を貼って出すだけ!
最後に切手を剥がれないようにしっかり貼り、締め切り日前に忘れないように出しましょう!当たるといいですね!
懸賞ハガキで大量当選に応募で当選確率がアップ!

大量当選とは、当選人数が多い懸賞のことです。当選人数が1,000名以上などを狙うと当たりやすくなります。
大量当選で多いのは食品や日用品、化粧品などです。クーポン券や特定のポイントカードのポイント付与の場合もあります。

大量当選は、その商品などをより多くの人に知ってもらい広めて欲しい、気に入れば買って欲しい、という企業側の意図があるようです。
当選人数が多いほど高額な商品はありませんが、気になる商品を試す事ができるし、当たった喜びを感じる事ができるので、大量当選はおすすめです。
高額ではなくても応募の回数が多いとその分当選の回数が増えるので、満足度も上がると思います。
当選した商品を使って、普段は買わないような物の良さを知る事もできるかもしれませんね。
更に当選確率を上げるにはクローズド懸賞
クローズド懸賞とは、商品購入や来店、サービス利用など、応募条件がある懸賞のことです。
よくスーパーの売り場にある、「バーコード何枚必要」などの懸賞ハガキもそれにあたります。
反対に応募条件が難しくなく簡単に応募できる懸賞はオープン懸賞と言います。
そのオープン懸賞よりもクローズド懸賞の方が応募者が少なく、当たりやすいと思われます。
応募条件をクリアするための商品購入やその場所に足を運ぶなど、費用や手間がかかるからです。
応募条件が厳しいほど応募者は少なく、当選確率は高くなるでしょう。

普段買ってる物でクローズド懸賞をやってれば、わざわざその為に買う訳じゃないからいいわね!
私もよく買っている物で行われている場合は、せっせとバーコードやシールを集めます(笑)
地域限定や懸賞ハガキがない懸賞もおすすめ
当選確率が上がるものとして次のような懸賞もおすすめです。
<地域のスーパーや企業でしている懸賞>
その地域だけでやっていて、更にその店を利用した人しか知らないような懸賞は人数が限られるので当選確率は上がります。
地域のフリーペーパーや広告などにもよく載っているのでチェックしてみましょう。
私も近所のお店のお食事券や、映画の試写会など当たった事があります。
<専用の応募ハガキがない懸賞>
専用の応募ハガキがあるのとないのでは、ない懸賞の方が応募者が少ないと思われます。
専用のハガキがついてないとわざわざハガキを用意して書かなきゃないので、手間がかかる為やらない人も多いのではないでしょうか。
同じようにハガキを用意しなければならない点で言うと、気軽に応募できるネットの懸賞よりハガキによる懸賞の方が当選しやすいのではないかと思います。
ハガキを買っておけばあとは上記のコツを押さえて書くだけなので、懸賞をするのであればハガキを数枚ストックしておくと良いと思います。
<締め切り日までの日にちが短い懸賞>
懸賞の開始日から締め切り日までの日にちが短いとその懸賞のことを知る人も少なくなるので、その分応募者も少なくなります。
そういう懸賞を狙って応募すれば当たる可能性は高いと思います。

懸賞といってもいろんなものがあるので、当選しやすいのを選んで応募するのも当選するコツですね!
当選人数が少なくても欲しい商品に応募するのも夢があっていいと思います。私も「もしかしたら当たるかも!」と思って当選者1名の懸賞に応募したりもします(笑)
でもやっぱり当たる喜びも味わいたいので、当たる確率の高いものをよく選びます。
当たるとなんでも嬉しくてテンションが上がりますよね♪
それとやっぱり当たるには懸賞ハガキを送り続けること!回数が多ければ当たるチャンスももちろん多くなるし、自分なりの当たるコツも見えてくるでしょう!
まとめ

- 「御中」とは、送る団体のなかの人へ向けた敬意を表すもので、その団体、部署に宛てた敬称
- 個人に向けた敬称は「様」を使い、「御中」とは重ねて使わない
- 「御中」「様」もつけないと呼び捨てにするのと同じことなので、忘れずにつけるのがマナー
- 宛先が書いてあるハガキの場合は、宛名についている「行」を二重線を引いて消し、「御中」を縦書きなら左側に、横書きなら右側または下に書く
- 懸賞ハガキを書く際は、コツをおさえて当選確率アップ!(字は丁寧に、内容をしっかり確認、必要事項と感想は漏れなく書く、適度なデコレーションをする)
- 当選人数が多い大量当選は、高額な景品はないが比較的当たりやすくおすすめ
- 更に当選確率が上がるのはクローズド懸賞で、応募条件が厳しいほど比較的応募者が少ない
- 地域限定、専用懸賞ハガキがない、締切日までの期間が短い懸賞も応募者が少ないと思われる為、当選確率が上がる
- 懸賞ハガキを送る回数が多いと、当たる確率も上がり自分なりのコツも見えてくる
懸賞ハガキを書いて送る、それだけの事ですが、意外と知らない事もありコツもあります。
それでもちょっと気をつけて書くだけで当選確率が上がるなんて本当にワクワクします!
懸賞の楽しみはそのワクワク感!何よりも懸賞を楽しんでやり続ける事が大切だと思います。
楽しみながら、素敵な懸賞ライフを送ってくださいね!
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