突如として現れるテレビの縦線…。1度出始めると消えることなく常に出続けていて気になりますよね。

テレビの縦線が気になってドラマに集中できないわ…。
テレビは通常に流れているけど画面に縦線があると、やはり目につきますし大事な箇所が見づらくなるなどテレビに集中できないですよね…。
このテレビの縦線、テレビの裏側のホコリを除去することで改善する可能性があります。
テレビの裏側は結構ホコリがたまるものですが、皆さん細目に掃除していますか?あまり見えない場所ですし、見落としがちですよね…。
テレビの縦線の原因は内部にあることがほとんどです。ホコリ除去の他にも対処法があります。また縦線の原因、修理に出す場合の方法を解説していきます!
テレビの縦線はホコリを取ると直る!?他の対処法は?

テレビを長年使用していて、緑や黒の帯などの縦線が画面に常に映し出されてしまったことありませんか?
テレビは通常通り流れていて視聴はできるけれど、線があるとどうしても気になってしまいますよね。

線があって少し見づらいけど全く見えないわけじゃないからいいかな…。
と何も対処せずそのままにしておくのは要注意です!
縦線の原因はテレビ内部にあることが多いため、放置しておくと線の本数が増えたり幅が広がったりと徐々に悪化し最終的には全く映らなくなってしまう可能性があります!
そのためテレビに縦線が出てしまった場合は早めに対処しておく必要があります。
テレビに縦線が出てしまった場合、修理や買い替えをする前に自宅で自分できる対処法があるので説明していきます!
テレビの裏側のホコリを取る
テレビの裏側を見てみてください。ホコリがたまって張り付いている場合はホコリによって放熱できなかったりコネクタが接触不良になっている場合があります。
自宅にある掃除機にノズルをつけて裏側全体を掃除機でホコリを吸い取りきれいにしてみましょう。
ホコリによって接触不良であった部分が改善され縦線がなくなることがあります。
テレビの背面の中まで掃除しようと背面カバーを開けてしまうとメーカー保証が効かなくなりますので注意しましょう。

テレビのホコリってたまりやすいのはなんでかにゃ?
ホコリは日常生活をしていると自然と発生するもなので、ホコリの発生を防ぐことは難しいと考えられます。
テレビの裏側にホコリがたまりやすい理由は、日常生活では見えにくい死角であるためホコリに気づきにくいことや、配線があるため掃除しにくいという点があげられます。
またテレビは静電気が発生しやすい家電であり、この静電気もホコリがたまりやすい原因となっています。
静電気は空気中に漂っているホコリを引き寄せます。そしてホコリが固まりとどまってしまうのです。
テレビの裏側にホコリががたまると火災の原因となることもありますので、月に1度は掃除をすると良いです。掃除機やハンディモップを使用しホコリを取り除きましょう。
接続コネクタの緩みを直す
テレビの背面にある他の機器と接続する入力端子の不具合で縦線が表示されることがあります。
接続コネクタとHDMIケーブルなどの端子の接続部分が緩んでいないか確認してみてください。
緩んでいるかもしれないと感じた場合は接続をしっかりし直しましょう。
テレビを再起動する
テレビを再起動し信号を送り直すことで正常に伝えられるようになる可能性があります。
再起動の方法は次のようになります。簡単ですし、すぐに試すことができますよ。
- テレビの主電源を切る
- コンセントプラグを抜き数分時間を置く
- コンセントプラグをさしこみ主電源を入れる
この方法で改善することもありますが、一時的の場合のこともあります。この場合テレビ内部の基盤や液晶パネルの問題である可能性があります。
画面サイズを確認する
黒い線が画面の上下や左右に入っている場合は、画面サイズが切り替わっていないかを確認してみましょう。
放送局から送信される放送波の画面サイズはいくつかあり、それに合わせ画面サイズが切り替わってしまい上下左右に黒い余白が出てしまっていることがあります。
「フル1」「フル2」「シネマ」「ワイド」など画面設定ができるテレビもあり、気づかないうちに「画面表示」というボタンを押してしまって切り替わっている場合もあります。
「画面表示」ボタンがある場合はボタンを押すと切り替わります。ない場合は「設定」を選択し「画面設定」や「映像設定」、「画面表示」を選択して切り替えてみましょう。
録画した映像だけ縦線が入る
通常のテレビ視聴では問題はなく、レコーダーに録画した映像に縦線が入るという場合はレコーダーに異常がある可能性が高いです。
確かめるため、まずは録画をして試してみてください。録画をした映像に縦線が入っていればレコーダーに問題があり、修理が必要です。
縦線が確認できなければ録画時の受信状況に問題があった可能性がありますので様子をみましょう。
頻回に縦線が入る場合や原因がわからない場合は、保証書を確認しレコーダーのメーカーや購入店に問い合わせてみましょうね。
テレビの画面に縦線が入る原因はどこにあるの?


テレビに縦線が入る場合、テレビのどこが悪くなっているの?
テレビを使用していて縦線が入ってしまうという症状、多くの人が経験しているようですが原因はテレビのどこの部分にあるのか説明していきます。
フレキシブルケーブルの不具合
フレキシブルケーブルとはテレビ内部の基盤に使われているケーブルのことです。
テレビ内部の基盤を作る際に立体的な配線が必要になる場合があるのですが、フレキシブルケーブルは柔軟性が高いため理想的な配線が可能になり、多くのテレビに使用されています。
性能が高いフレキシブルケーブルですが、長時間使用すれば劣化したり断線したりします。劣化や断線した部分に信号が送信されないため画面に縦線が表示されてしまうのです。
また劣化や断線がなくても、衝撃で接触が悪くなったり他の部分から圧迫されることによっても信号が表示できなくなり縦線が表示される原因になっています。
接続コネクタの接触不良
ほとんどのテレビではHDMI端子を使用していますが、このHDMI端子とコネクタに接触不良があると縦線が表示されてしまうことがあります。
この接触不良はテレビが地震による揺れや、近くを歩いたというわずかな衝撃などの積み重ねでコネクタが緩んでしまうことがあります。
またコネクタの周辺にホコリがたまることで接触不良を起こす原因になります。
テレビの裏側の掃除を細目にする、その際にコネクタが緩んでいないかも確認すると良いでしょう。
その他の原因について
テレビに縦線が入るその他の原因については以下のものなどがあげられます。
- 液晶バックライトの劣化
- 液晶パネルの故障
- 基盤の故障
- 映像送信モジュールの破損 など
縦線の原因についてはテレビの使用している環境が原因のこともあれば、経年劣化が原因のこともあります。同じ症状であっても原因の箇所が違う場合もあります。
液晶パネル以外の部分の故障でも構造によっては液晶パネルの交換も必要となる場合もあります。
通常通り使用していて自然に入った縦線の原因については個人で特定するのは難しく、故障した部分を直すということは不可能です。
原因がどこにあるということは気にはせず、縦線が改善されない場合はプロに見てもらい修理に出しましょう。
テレビの縦線は寿命?修理代は高額になることも!

テレビの画面に縦線が入ってしまい、自分で自宅でできる対処法を行っても改善されない。

これってもう寿命なの?修理に出すとどのくらいかかる?
液晶テレビの平均寿命は8~10年程となっています。そのためこの年数に近づくと不具合が出てくることもあると思います。
保証期間内であれば、無償で修理ができますが、保証期間が終了した後の修理代は自費となります。
テレビに縦線を修理する場合液晶パネルの交換が必要となることがあり、修理代は2~5万円程か、またはそれ以上かかる場合があります。
保証期間を確認する
一般的にテレビのメーカー保証は1年間です。1年以内であれば無償で修理を行ってもらえますのでメーカーに問い合わせをしてみましょう。
家電量販店で5%や10%支払うことで長期保証をつけるサービスもあり5年程の長期保証を受けることができます。
長期保証はしっかりと契約書を確認する必要があります。一部のお店では2年目以降修理の上限が徐々に下げられている場合や回数が限られている場合などもあります。
保証書の契約をしっかり読み購入店に問い合わせてみましょう。
修理代の見積もりを出してもらう
保証期間が過ぎていて自分で業者を探す場合もあると思いますが、電話で無料相談を行っている業者もあるので相談してみましょう。
何件が問い合わせてみると修理代の比較をすることができます。また信頼できる業者さんにお願いしましょう!
修理代は新品のテレビが購入するぐらいの価格となることがあるので、まず見積もりを出してもらってから修理に出すのか、新品を購入するのか決めても良いと思います。
テレビの寿命
液晶テレビの寿命は一般的に約8年~10年程と言われています。
ある程度年数がたっているテレビには故障が出てくるものと思い新品を購入するのも良いかもしれませんが、安い買い物ではないですよね。
使い方次第ではこの平均寿命より短い期間で使用できなくなることもあります。
テレビの寿命を長くするために気を付けると良いことをまとめました。
- ホコリをためないようにする
- 長時間つけたままにしない
- 直射日光に当たる場所に置かない
- 湿度が高い場所に置かない
前述したようにホコリはテレビの故障の原因となります。また火災の原因となる場合もありますので定期的に掃除をすると良いですね。
私もテレビの裏側の掃除は忘れがちですが、テレビの近くにハンディモップを置いておくなど工夫しておくと気づいたときにすぐ掃除ができるのではないでしょうか。
使用する時間が長いほど劣化が進むので、自宅に帰ったらなんとなくテレビをつけてしまったり、つけたまま寝てしまったりということを避けましょう。
また強い日差しはテレビの機能の劣化を早めます。そして極端に高い湿度の場所では水分がテレビ内部に入り故障の原因となりますのでテレビを置く場所にも気を付けましょう。
見ないときはテレビを消しておくことは節電にもなりますし、テレビの寿命を長くさせることは環境問題にもつながるため意識できると良いですね。
まとめ

- テレビに縦線が出てしまった場合、裏側のホコリを除去することで改善される可能性がある
- テレビの縦線は内部に原因がある場合が多いためそのままにしておくと悪化する可能性がある
- ホコリによって接触不良になっていた部分が改善され縦線が出なくなることがある
- テレビの裏側は死角になることや配線が多いため掃除を見逃しやすいことや、静電気が発生することによりホコリがたまりやすいので月に1度は掃除をするようにする
- 自分で背面のフタを開けて内部を開けるとメーカー保証が効かなくなる
- テレビの縦線の対処法はホコリを取る以外にも接続コネクタの緩みを直す、再起動をすると改善する可能性がある
- テレビ画面に表示される縦線の原因は使用環境や内部の経年劣化の場合がある
- テレビに縦線が入った場合液晶パネル交換となることがあり修理代は2万~5万円程と高額になる
- 保証期間内であれば修理代を保証してもらえるため契約内容を読んでメーカーや販売店に問い合わせる
- 修理に出す場合はまず業者に見積もりを出してもらってから決める
- 液晶テレビの寿命は一般的に約8~10年程となっている
- ホコリをためないことや長時間つけたままにしない、直射日光や湿度の高い場所に置くことを避けるとテレビの寿命を長くできる可能性がある
テレビに縦線が入った場合はそのままにすると悪化してしまう場合があるのですぐに対処したほうが良いことが分かりました。
修理に出すか買い替えるという方法以外にも、ホコリをとることなど自分で自宅でできる対処方法もあり、すぐにできそうなのでぜひ行ってみてください。
テレビは私たちの身近な生活家電で情報を得るためや娯楽、家族団らんのために必要な家電であると思います。
細目な掃除や節電を心がけることで寿命を長持ちさせることができます。
少し意識してテレビを長く気持ちよく利用できると良いですね♪
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