子どもの体調やその日の過ごし方を知る、伝える手段である保育園の「連絡帳」。
平日の様子が見られないので、保育士さんからの報告を読むのが毎回楽しみという親御さんは多いのではないでしょうか?
しかし、保育園の先生のように上手に書けないと連絡帳の書き方に悩むことも少なくないでしょう。
特に、予定のない土日を過ごしたときにどう書くか悩みますよね…。
保育園の連絡帳は、日記ではなく、お子さんの成長記録なので、実は、予定がなくてもスラスラ書けますよ。
この記事では、なぜ土日も連絡帳を書く必要があるのかについて解説します。
さらに、土日に書く内容や、書くことがないときに使えるトピックをご紹介しているので是非参考にしてください。
実際に、保育士さんの意見も聞いているので、お悩みの親御さんは必見です!
保育園の連絡帳を土日も書くメリットはなに?
保育園に通う子どもの親にとって、大変なことと言えば「連絡帳」ではありませんか?
登園日は必ず記入する必要があり、園によっては、土日も記入を求められることがあります。
できることなら、土日は書きたくないと思う親御さんは少なくないでしょう。
では、平日以外に土日も連絡帳を書くメリットは何なのでしょうか?
連絡帳を土日も書くメリットは、「子どもの家での様子を共有すること」です。
保育園の連絡帳は、保育士と保護者のコミュニケーションツールであり、情報共有の場です。
また、保育士さんは、土日の過ごし方や体調などの情報を基に、週明けの保育園での過ごし方や接し方を決めていきます。
特に、3歳以下の小さい子どもは、平日と土日のように生活リズムが違うと変化が起こりやすくなるため、しっかり書いて報告する必要があります。

家族と関われているか、親兄弟姉妹と触れ合えているかについても書いてもらえると嬉しいです。
なぜなら、保育園は預かる時間が長いので、出来る限り家庭の状況を把握する必要があるからです。
親御さんが保育園での様子をイメージしやすいように、保育士さんは、連絡帳を通してこまめに報告してくれています。
保育士さんが、家での様子を基に、保育できるよう、親御さんもできる範囲で協力するようにしましょう。
保育園の連絡帳に書くことないときはどうする?
仕事の疲れで、休日は子どもとゴロゴロして過ごしてしまい、保育園の連絡帳に何も書くことないと困ったことはありませんか?

「変化なし」と一言だけ書いている親御さんは意外と多いですよ。
外出したら書くことはたくさんありますが、家にいると特に書くことないなと思い、「変化なし」と書きたくなる気持ちはよくわかります。
保育園の連絡帳は、基本的にお子さんのことであれば「何でもOK」なので、上手に書こうと思う必要はありません。

「何でもOK」は範囲が広すぎて悩んじゃう…。もう少し具体的に教えて欲しい。
そこで、保育園の連絡帳に書くことない、何から書いていいかわからないという人に、いくつかトピックをご紹介しましょう。
家での出来事
平日は保育園から帰宅したあとの出来事を記録したり、土日にどう過ごしたか書いたりします。
保育士さんと子どもがコミュニケーションを取るきっかけになったり、話しかけるネタになったり、かなり役立ちます。
保育士さんからすると、家族とお休みの日を過ごしているな、しっかり遊んでよく寝てて元気だなという印象を与えます。
土日は外で遊べなかったんだな、睡眠不足かな、怒られたから元気ないのかなと感じ、気にかけて、子どもの様子を見てくれるはずです。
当日の体調で気になること
保育園を休むほどではないけど、子どもの体調や様子で気になることってありますよね。
口頭で伝えてもいいですが、担当の保育士さんがいないこともあるので、連絡帳に書いて文字に残しておくと確実ですよ。

連絡帳は必ず目を通すので、書いといてもらえると助かります。
子どもの成長や変化
子どもの成長や発達はあっという間で、日々できることが増えていきます。
子どもの成長の記録や変化を保育士さんと共有することで、協力して子育てを進められるでしょう。

連絡帳は、保育園での育ちが家庭でもしっかり繋がるためにあるので、成長の報告をいただけると嬉しい♪
子どもがはまっていること
子どもがはまっているおもちゃや遊びがあれば共有しましょう。
保育士さんが子どもに話しかけるきっかけになるため、どんな小さな情報でも共有することは大切です。
面白いエピソード
子どもの可愛い仕草や言動、面白いエピソードは、その場にいた親御さんしか知らないので、担当の保育士さんに報告してみてください。
保育士さんも喜んでくれますし、後から読み返してもクスッと笑えて楽しいですよ。
悩みや相談事
保育園での生活に限らず、子育て全般で悩みや不安があれば、一人で抱え込まず保育士さんに相談してみてください。
育児の悩みは尽きないものなので、子育てのプロに相談してみるのもありですね。
保育園の連絡帳で先生が知りたい情報や書き方は?
保育園の連絡帳の形式や書き方は、園やお子さんの年齢によってかなり違います。
大抵の連絡帳は、その日の体調や様子を項目別に記入できるようになっています。
なかには「家庭での様子」という自由記入欄しかないというハードルの高い連絡帳もあります。
初めて通う保育園の連絡帳が自由記入欄が多いものだと、書き方がわからず、かなり苦戦するでしょう。
すでにお伝えしましたが、保育園の連絡帳は、保育士が子どもと関わる上で重要な役割を持っています。
特に、保育園は預かる時間が長いため、出来る限り子どもの体調を把握し、健康管理に努めなければいけません。
ここでは、保育士さんが知りたい情報や書き方についてまとめていますので、確認しましょう。
- 朝の体温
- 睡眠時間、起床時の様子や機嫌
- 食事の内容と量
- 排泄の時間と回数
- お迎えに来る人や時間
- 1日の生活リズム(時間軸で記録)
ほとんどは、どの連絡帳にも設定されている項目なので、何を書こうか悩んだら、これだけは書くようにしましょう。
連絡帳の書き方に決まりはないので、文章の型を決めておくと考える時間が短縮できるので、楽になります。
ただし、テンプレートにこだわりすぎて、絶対に伝えることを書き忘れないように注意しましょう。
まとめ
- 保育園の連絡帳は、保育士と保護者を繋ぐ大切なコミュニケーションツール
- 連絡帳を通じ、保育士は保護者に子どもの園生活を報告し、保護者は保育士に家での様子を伝える
- 登園日は必ず連絡帳を書くが、土日は園によって異なる
- 3歳までは環境によって体調が変化しやすいため、土日も連絡帳を書くことが多い
- 保育園では、土日の様子を基に週初めの保育を進める
- 土日に予定がなくても、子どもの成長の記録として書く必要がある
- 保育園は預かり時間が長いため、家族との関わりや状況を出来る限り把握する必要がある
- 保育園の連絡帳は、子供のことであれば何を書いてもOK
- 連絡帳の書き方も決まってないので、文章の型を決めておくと負担軽減
- 保育士さんに絶対伝えたいことは口頭ではなく、連絡帳に書いて文字に残しておく
連絡帳は、保育士と保護者を繋ぐ交換ノートって感じがしますね。
私も連絡帳を書くのが苦手で、何も書かず出していたことはよくありました。
でも、連絡帳の重要性を知ってから書くようになり、ネタを探すうちに、よく子どもを観察するようになりました。
見返すこともできる連絡帳を使って、子どもの成長を普段から書き記しておきましょう!
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