エアコンから水漏れした状態で使い続けるのはNG⁉応急処置や対策は!?

生活
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気温が上がったり、湿度が高かったりするとエアコンを使用する事が増えてくると思います。

早ければ、5月頃から使用を開始するということもあるのではないでしょうか。

自宅でエアコンを使用していると、ポタポタと水漏れしてきたことはありませんか?

昨年までしていなかった水漏れをしているのを、見つけた時には驚きますよね。

このエアコンを今年も使い続けるつもりだったのに!

特に夏場にエアコンを使うことが出来ないと、熱中症などの心配も出てきます。

水漏れしているエアコンを使い続けることはできるのか、早目に修理をしたほうがいいのかと悩むと思います。

水漏れしているエアコンを使い続けることに問題ないのかと、水漏れしたまま使い続けるデメリットを調べましたので、紹介していきますね。

 

 

エアコンから水漏れした状態で使い続ける事は可能⁉

結論からですが、エアコンから水漏れをしていてもそのまま使い続ける事に問題はありません。

熱中症になってしまいそうな時や、湿気が酷い時には一時的にエアコンから水漏れしたまま使用しても大丈夫です。

水漏れしているエアコンをそのまま使い続けることは問題はありませんが、自宅の壁などには問題が発生してしまいますので、注意が必要です。

壁紙にシミができたり、湿気が溜まってカビが生えたり様々なトラブルが発生する事があるので、水漏れした状態でエアコンを使い続けるのはおすすめしません。

水漏れしたままエアコンを使用することは出来ますが、可能なら自分で応急処置をしてから使用する方が良さそうです。

自分でできる応急処置の方法を2つ紹介していきますね。

 

ドレンホースの確認を行う

ドレンホースが外れてないか確認してみて下さい。

ドレンホースとは、エアコンの室外機についている太くて、柔らかいホースの事です。

このホースが外れていないか確認をして、外れていたらきちんとはめなおしましょう。

 ドレンホースの中にホコリが溜まっていたり、虫の死がいが入っていたりすると水漏れの原因になってしまうのでホースの中も掃除しましょう。

 

エアコンフィルターの掃除をしてみる

水漏れの応急処置として、エアコンフィルターを外して、軽く掃除機をかけてホコリを取るだけでも大丈夫です。

掃除機だけだと心配という方は、フィルターを水洗いして、洗浄スプレーで掃除をしてみるのもおすすめです。

小さなホコリも取れて、カビ予防やアレルギー対策にもなります。

水漏れの応急処置もできるので、一石二鳥ですね。

洗浄スプレーは家電量販店などで販売しており、価格も比較的お手頃です。

 

 

エアコンから水漏れが起きる原因と解決方法は⁉

エアコンから水漏れする原因はドレンホース詰まり、エアコン内部の問題、エアコンの取り付け不良、室外機の設置状況が悪い、排水口から排水されないの5つです。

それぞれに原因と解決方法があるので、どのように対処すれば良いのか、何が原因か把握しておけば慌てなくていいですよね。

エアコンの取り付け不良は自分で解決するのは難しいので、業者さんに依頼をしないと水漏れの改善は難しいです。

ですが、他の4つに関しては、自分で対処する事が可能ですので、それぞれの水漏れの原因と対処方法を紹介していきますね♪

無理なく自分でできる範囲で作業は進めて下さい。

 

ドレンホースの詰まり

エアコンの水漏れ原因の約8割はドレンホース内部にホコリやゴミ、虫の死がいなどが詰まってしまっていることが原因です。

ドレンホースの掃除は簡単に行う事が出来ますので、水漏れに気が付いたらまずはドレンホースの掃除を行った方が良さそうです。

ドレンホースを掃除する手順は以下の通りです。

1.割りばしで排水口の異物を直接取り出す

排水口に割りばしを入れて、直接異物を取り除いていきます。

排水口付近はゴミが溜まりやすく、詰まりが発生しやすい場所です。

水漏れの原因が排水口の詰まりならば、排水口の詰まりを解消するだけで、水漏れも解決します。

2.掃除機でホース内部をキレイにする

ホースの先に布を巻きつけて、掃除機を排水口にぴったりとつけ掃除機のスイッチを入れ、少しずつゴミを取り除いていきます。

この時に、エアコンの水分を一緒に吸い込んでしまうと掃除機の故障の原因になりますので、掃除機を使用する際には、慎重に作業を進めて下さい。

3. ドレン詰まりポンプを使用してホース内部をクリーニングする

掃除機で吸い取れなかった場合、専用のドレン詰まりポンプを使用します。

使い方は、ドレンホースにポンプを差し込み、ハンドルを引っ張るだけですので扱いも簡単です。

ハンドルを押し込むと水が逆流し、室内機から水漏れしてしまうので、ハンドルを押し込む際には、必ずホースをポンプから外した状態でハンドルは押し込んで下さい。

 

エアコン内部に問題がある

エアコン内部のフィン(熱交換器)やフィルタの目詰まりが原因で結露が発生し、水漏れが起こる可能性があります。

また何らかの原因で結露水の受け皿である、ドレンパンが割れていたり、ヒビが入っていたりして、水漏れを起こす場合があります。

フィンやドレンパンの掃除の仕方

フィンの掃除を行う際には、エアコンクリーナーは使用せずに表面についているホコリを優しく取り除く程度にして下さい。

エアコンクリーナーを使用すれば、ゴミやホコリは落ちますが、落ちたゴミなどがドレンホースに入って詰まりが起こってしまう可能性があるので注意が必要です。

また、フィンは切れ味がいいので掃除をする時には十分に注意して下さい。

ドレンパンは分解しないと掃除をする事が出来ないので、自宅で掃除をするのであれば、水で流して、ホコリやゴミを落とす方法になります。

難しいと感じたら無理に自分でやらないで、業者さんにお願いしたほうが良さそうです。

 

室外機の設置状況が悪い

室外機の設置状況が悪く、ドレンホースがたるんでしまっている可能性があります。

ホースがきちんと水を排水できるように、たるみを取り、排水口がきちんと下向きになるようにセットします。

また、ホースは地面から5㎝程離してあげると、防虫対策になります。

まれに室外機から水が出てきて水漏れと勘違いする方もいますが、ドレンホースから水が出てくるのは正常なので安心して下さい。

 

排水口が曲がっていてきちんと排水出来てない

何らかの原因で排水口が曲がってしまい、きちんと排水が出来ていないために、水漏れが起きてしまう場合があります。

ホースが下向きになっていない、植木鉢の下敷きになっている、地面にホースが埋まっているなどの場合は上手く排水出来ずに水が逆流して、水漏れが起きます。

ホースの曲がりを直したり、ホースが植木鉢の下敷きになっていたりしたら、どかしてあげましょう。

このようにちょっとしたことで、水漏れを解決することができますよ♪

 

 

エアコンから水漏れしたら賃貸はどう対処するべき⁉

賃貸に入居している時に、エアコンから水漏れしたときは、必ず管理会社に連絡しましょう。

エアコンから水漏れした時の修理費用は入居者が負担するのか、大家さん、管理会社が負担するのか疑問に思った事はありませんか。

結論から言いますと、入居者が負担する場合と大家さん、管理会社が負担する場合の2パターンがあります。

賃貸で水漏れを放置してしまうと、壁が腐ってしまい退去時に弁償しなければならなくなるので、エアコンの水漏れを放置するのはやめましょう。

では、入居者側がエアコンの修理費を負担する場合と、大家さんや管理会社側が修理費を負担する場合の2つについて調べましたので、詳しく説明していきますね。

 

入居者がエアコンの修理費を負担する場合

自分でエアコンを取り付けた場合や、備え付けのエアコンに物が当たって壊れてしまったなど、入居者に過失がある場合は、エアコンの修理費は入居者負担になります。

自分で取り付けたエアコンの所有権は居住者が持っています。

なので、いくら賃貸物件についていても自分で責任を持って管理から修理まで行う必要があります。

自分で所有権を持っているエアコンに関しては、管理会社に指示を仰ぐ必要はありません。

備品であるエアコンを壊してしまった場合は、管理会社に「エアコンを壊してしまったので修理業者を呼んでもいいですか」と確認をしましょう。

自分勝手に修理業者を呼んで修理をしてしまうと、退去時にトラブルになる可能性がありますので、注意が必要です。

 

大家さん、管理会社が負担する場合

賃貸物件に入居してすぐに水漏れを起こした場合や経年劣化による故障や水漏れの場合には、大家さん、管理会社が修理費を負担することになります。

理由は、賃貸物件に備え付けられているエアコンは居住者の物ではないからです。

備品のエアコンは大家さん、管理会社が持ち主のため、入居してすぐの水漏れやエアコンが古くて故障した場合は、大家さんや管理会社が修理を行う必要があります。

賃貸の備品には勝手に触らない、退去時には入居した時の状態に戻すルールがあるので、エアコンを修理したい時には、まず管理会社に連絡をして指示を仰ぎましょう。

 

 

まとめ

  • エアコンから水漏れした状態で使い続けることは可能
  • エアコンからの水漏れの原因の約8割はドレンホースの詰まりが原因
  • ドレンホースの詰まりを解消する事で水漏れも解決できる
  • フィルターを掃除する事で、アレルギー対策にもなる
  • 賃貸物件のエアコンを修理する際には管理会社に必ず連絡を入れる
  • 入居者に過失のある水漏れや故障は入居者負担で修理をする
  • 入居してすぐのエアコンからの水漏れや経年劣化による故障は大家さん、管理会社負担で修理を行う必要がある

エアコンから水漏れしていても、すぐに壊れることなく使い続ける事ができる事には驚きました。

応急処置を知っていれば、慌てる必要も無くなるので安心できますね。

しっかりとお手入れなどをして、エアコンを使い続けるようにしましょう♪

自分でするのが難しいと判断したら、修理業者に依頼しましょうね。

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