賃貸のアパートを借りたけどアース線のコンセントがないなんて悩んではいませんか?
アース線のコンセントがない賃貸だ!どうしよう
現在(2022年)の新しい賃貸には法律で決められているのでアース線がないコンセントは少ないですが古い賃貸や建物だとありがちです。
アース線ってつなげなくても大丈夫なの?
ちょっと待った!危険ですよ!
そうなんです!特にアース線は水回りの電化製品には超重要でつなげておかないとかなり危険です。
自分でアース線のコンセントない賃貸にアース付きコンセントに変えても大丈夫なのかな?
自分でアース付きコンセントに変える事はダメです。
今回はアース線がない賃貸はどの様に対処したら良いのか対処方法を解説していきますね♪
アース線がない賃貸の対処方法どうしたらいいの?
あなたの借りている賃貸のコンセントにはアース線が繋がりますか?
アース線は洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫などの家電製品に付いている緑の線ですよ!
もしアース線のコンセントがついていない賃貸ならば早急に繋がるようにしないといけません。
私の借りている賃貸アース線のコンセントが付いていない!
それは危険ですね。
アース線は特に水回りの家電製品には必ず繋げる必要がありす。
- アース付きのコンセントに変換工事をする
- プラグ型漏電遮断器を使う
- アース棒を地面に立てる
しかしアース付きのコンセントに変えるには電気工事士の資格が必要になります。
電気工事士の資格を持っていなければ勝手に自分でやってしまうことは危険です。
「アース線がない賃貸」だと言って管理会社に連絡して工事をしてもらえれば良いですが費用がかかるという理由でやってもらえない事のほうが多いようです。
そんな時はプラグ型漏電遮断器というものが電気屋さんに売っていて金額も3000円程度とお手軽に買えるのでプラグ型漏電遮断器を使いましょう。
その他にもアース棒を地面に指して窓からアース線をアース棒に繋ぐという方法がありますが賃貸ですのでなかなか難しいですね。
しかしアース線のない賃貸でも部屋に漏電ブレーカーが設置してある場合は漏電しそうになったら漏電ブレーカーが落ちるので漏電に関しては心配はありません。
漏電ブレーカーがもし落ちた時はどこかで漏電が起きているということなので感電や火災を防ぐためにもしっかり調べて対処しましょう。
漏電ブレーカーが落ちた時の確認方法
ブレーカーには漏電ブレーカーのほかに2つの種類があります漏電ブレーカーを含めて大きく3つのブレーカーが設置されています。
〈アンペアブレーカー〉
分電盤の一番左側のブレーカーで契約しているアンペア数をこえてしまって電気を使用するとブレーカーが落ちてしまします。
〈漏電ブレーカー〉
真ん中に漏電ブレーカーが設置されています、漏電ブレーカーが落ちたらどこかで漏電していると考えてください。
〈安全ブレーカー〉
配線用遮断器で一番右側にあり部屋ごとに分かれているブレーカーです。
部屋の電気を使いすぎたり、そこの部屋で使っている電化製品が故障や配線がショートしてしまうと落ちてしまいます。
もし漏電ブレーカーが落ちてしまった時はまず漏電している箇所を見つけることが大切です。
- 全部のブレーカーを切る「切」
- アンペアブレーカーと漏電ブレーカーを入れる「入」
- 安全ブレーカーを1つずつ入れる「入」
安全ブレーカーを1つずつ入れていくと、どこかで漏電ブレーカーが落ちる、そこの部屋の家電製品が漏電していると特定することが出来ます。
漏電している部屋が分かればそこの部屋のブレーカーを切っておいてください。
漏電ブレーカーが落ちなかった部屋はブレーカーを入れても大丈夫です。
漏電ブレーカーが落ちた部屋の電化製品の中から漏電やショートしている箇所を探してプラグを抜くようにしましょう、その際は安全ブレーカーを切りプラグを抜いてください。
それでも漏電ブレーカーが落ちる場合は配線や賃貸全体の機器の漏電の可能性があるので管理会社に連絡してください。
漏電ブレーカーがついていても、危険性を考えるとアース線は繋げておくこと、プラグ型漏電遮断器を付けておくことはオススメします。
そもそもアースって何?
機械器具(洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫)などや金属製の配管などを大地(地球)と接続して漏電による感電や火災を防止する目的があります。
アースは日本語で(接地)地球は英語で「Earth」(アース)と書きます、文字からも深いつながりがあることがわかりますよね。
ただ普通に電化製品を使うぶんにはアースは必要ないのかもしれません。
しかしもし電化製品をが故障していた場合アースをつなげていないとあなたの体に電気が通り、大地(地球)に電気が戻っていくということです。
はい、これが感電事故です
アースは100Ω(オーム)以下と法律で定められており人間は500Ω(オーム)~10000Ω(オーム)位あり。
電気は抵抗の小さいほうに流れる習性があるのでアースを繋げておけば電気はアースに流れていくということです。
電気はアースを通り大地(地球)に逃げ電柱、電線に戻っていきます。
オームの法則
ある抵抗にかかる電圧や抵抗値、電圧の関係を示した公式で、電圧や抵抗値、電流の2つがわかっていたら残りの1つがわかってしまう。
- 電圧=電流×抵抗
この公式に基づいて電気の工事がされています。
アース線がないときの代用はビリビリガードで解決!
電子レンジや冷蔵庫、洗濯機にアース線のコンセントにアースが繋がらないときの代用としてプラグ型漏電遮断器の中にビリビリガードがあります。
上記にも記載しましたがアースがいかに大切な事かは理解していただけたと思います。
どうしてもアース付きのコンセントに変える事が出来ない時にはアース線の代用となるプラグ型漏電遮断器ビリビリガードを使いましょう。
アース付きのコンセントに変える工事は電気工事士の資格が必要になりますが、このプラグ型漏電遮断器ビリビリガードは誰にでも取り付ける事が出来ます。
電気屋さんやホームセンターで3000円程度で購入することが出来ます。
アース線がない場合の代用に使われるプラグ型漏電遮断器ビリビリガードを説明します。
プラグ型漏電遮断器ビリビリガードって何?
アース線の代わりに漏電を察知して電気の流れを止めてくれる機械ですが、アース線のように電気を地球に逃がしてくれる事は出来ません。
- 定格電圧→AC100V
- 定格周波数→50/60Hz
- 定格電流→15A
- 定格感度電流→15mA
- 動作時間→0.1秒以内(高速形)
- コンセント口数→2口(合計1500W)
- 質量→0.11kg
- 外形寸法→L99×W43×H43(リセットボタンを含む)
色はグレー、ピンク水色の3色があり、電動式ウォッシュレットや熱帯魚の水中ポンプ、電動工具の漏電防止にも使用が可能です。
〈通電ランプ〉
通電状態の時このランプが点灯、漏電で動作した場合もしくはテストボタンを押してoffした場合は消灯する。
〈リセットボタン〉
本器が動作offになった場合、動作原因を排除しリセットボタンを押せば通電状態に戻る。
〈テストボタン〉
月1回程度の動作確認をこのボタンで行う、また本器をoffにする時にも使用
〈コンセントに2口〉
洗濯機や電子レンジ等の電化製品を2つ取り付ける事が出来る
〈取り付け補助具〉
本器がコンセントから抜けやすい時に取り付け補助具を使用し取り付け補助具はコンセントのプレート止めネジか両面テープで固定する。
- コンセントに差し込んで「入」ボタンを押す
- 動作試験は「テスト」ボタンでいつでも動作テストが可能
- 過電流保護機能はない
- 屋内専用で野外での使用は不可能
使い方や設置の仕方は至ってシンプルなので安心して使用することが出来ます。
アース線がないときパソコンはどうなるの?
パソコンにアース線が繋げないとどうなる?
パソコンにアース線が繋がらないときも繋げたほうが良いのか、答えは繋げたほうが良いです。
アースは漏電や感電を防ぐだけではないのですよ。
電磁波や静電気が体内に入ってしまう事も防いでくれます。
アース線が繋がってないとどうなるかというと電磁波が体内にたまってしまい「電磁波過敏症」を引き起こしてしまう可能性があります。
頭痛やめまいといった症状がでてしまう事があるのです。
電磁波はテレビやラジオ、wi-fiなど生活していくうえであらゆるところから出ていて、体に少しながら影響を与えています。
特にパソコンなど体に触れる電化製品は体に電磁波をためやすくしてしまいます。
しかしパソコンなどにプラグ型漏電遮断器ビリビリガードを使用して漏電や火災は防げてもアースがないときのパソコンの電磁波や静電気を防ぐことは出来ません。
しかしパソコンの漏電を防ぐ事に越したことはないのでプラグ型漏電遮断器を付けてパソコンを守りましょう。
ということでアース線がパソコンに繋げることができないときはどうなるかという話をしてきましたが、突然データーが漏電のために消えてしまった!
そんなことにならないように、アース線を繋げておくことができるのならば繋げておいたほうが良いのです。
繋ぐ事が出来ないときはビリビリガードを使うのも良いのかも知れませんね。
電磁波や静電気を防ぐためには市販で売っている電磁波、静電気防止のグッズは数多くありますのであなたのパソコンにあった物を選ぶことをオススメします。
まとめ
- アース線がない賃貸にはプラグ型漏電遮断器をつける
- アース線がない賃貸にはアース棒も使える
- アース線がない賃貸でも漏電ブレーカーがついていれば安心
- ブレーカーは3つある
- 漏電ブレーカーが落ちたときの対処方法はある
- アース線は漏電や感電、火災を防ぐ役割がある
- プラグ型漏電遮断器にはビリビリガードがある
- アース線は電磁波や静電気を防ぐ事も出来る
- パソコンにもアース線は繋げたほうが良い
今回はアース線が繋がらない賃貸にはアース線をどのように繋げたらよいかを解説してきました。
プラグ型漏電遮断器ビリビリガードをしっかり設置し、漏電や感電、火災を防ぎ安心して楽しく生活をしていきましょう。
プラグ型漏電遮断器には電気を大地(地球)に逃がしてくれる事は出来ませんが大きな事故からあなたを守ってくれる優れものです。
アース線が繋がらない賃貸でも、漏電ブレーカーがついていればもっと安心できますよね。
プラグ型漏電遮断器と漏電ブレーカー、アース線の大切さをお伝えしてきました。
あなたの部屋にアース線が繋がらない賃貸でも、慌てることなく対応してくださいね。
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