速報!指輪の素材次第で抜けない時は消防署よりもあそこへ行こう!

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指輪が抜けない!対処法を試してみたけど全然ダメ!もう、こんな時どうしたらいいの~!

指がパンパンに腫れてうっ血して、それでも抜けないといった緊急の時は、本当に困ってしまいますよね?実は、全国ではそのような事例は何百件にも及ぶそうです。

では、そのような時にはどのようにしたらいいか、あなたはご存知ですか?そうです、「消防署」に行くことでたいていの事は解決します。

しかし、指輪の素材によっては消防署にはいかないほうがいい場合もあります。

そんなあなたに、指輪が抜けない時の対処法、どのような素材が消防署での切断が不可能なのか、切断した指輪の修理費用などをまとめてみました。

大切な指輪を捨ててしまわないためにも、この記事をよく読んで覚えておいてくださいね。

 

 

指輪が抜けない時は消防署がいいとは限らない!

指輪が抜けなくなってしまった…。普通に生活をしているとそのような事になることはほとんどないと思いますが、むくんだりすると、まれにそのような事が起きてしまいます。

まずは、一般的な指輪の外し方の対処法をお伝えしたいと思います。

 

まずは指輪を滑らせる

指輪が抜けなくなってしまった、どうしよう…。

そんな時はまず、石鹸やハンドクリームなどを指に塗り込んで、指輪を指先に向かって滑らせてみます。指輪をクルクル回転させながら引っ張るイメージです。

1回では無理でも、時間を置いて何度か試していると抜けたりしますので、あきらめないことが肝心です。

かなりの時間がかかりますが、抜けた時の達成感は相当なものですよ♪

その他に、心強い協力者がいる場合には、タコ糸を使って取る方法もあります。指輪をはめている指にタコ糸をグルグル巻きつけて指を締めることで、指輪が通るようにします。

 

通常であれば最終手段は消防署です

指のむくみならば指輪を滑らせて取れることもありますが、指輪が歪んでしまうとどうにもならないことがあります。そんな時は消防署へ行きましょう!

実は消防署には「リングカッター」を置いているところがあり、指輪を切断してもらうことができます。

念のため出向く前に電話で最寄りの消防署にリングカッターがあるか、もしくは指輪のカットをお願いできるかを確認してみてくださいね。

しかし、とある素材の指輪の場合は消防署ではなく、ジュエリーショップでお願いしたほうがいい場合もあります。さて、それはいったいどんな素材の指輪でしょうか?

 

消防署でも切断できないものそれはステンレスリング

先日私のいとこからこのようなお話を聞きました。

このあいだステンレスリングが抜けなくて消防署に行ったんだけど、切れるのに2時間かかったけどそれでも抜けなくてさ。

結局、痛みに耐えられずに1度は断念したそうなのですが、ある場所でなら切断できるという事で車でその場所まで行ったのだそうです。
その場所というのが「ジュエリーショップ」で、しかもステンレスジュエリーを扱っているお店だというのです。そして、彼に話を聞いた話がとても恐ろしすぎました。
  • あらかじめ消防署に問い合わせてから行ってみたけれども、予想以上に硬くてリングカッターではなかなか切れなかった
  • 無理な作業をしたために指がさらに腫れてしまい、激痛と熱さに耐えられず切断作業を断ったが、切ってしまった部分が食い込んでさらに悪化してしまった

彼の話を聞いて本当に驚いたのと同時に、とても怖いと思いました。

そして、ステンレスリングは消防署などでの切断は大変危険です。必ず専門店で切断してもらってください。

ステンレスリングはその強度ゆえに2か所切らないと、1か所だけでは指に食い込んでしまいます

消防署で2時間以上かけて1か所切るのが精いっぱいだったのに対して、専門店では30分で2か所切ることができたそうです。

もう、ステンレスリングがこんなに硬いなんて…。指輪恐怖症になりそう…。

こんなことを言ってました。くれぐれもステンレスリングの取り扱いには注意してくださいね。

そして切断した指輪の修理費用ですが、素材にもよりますが、相場はプラチナや金の場合は3000~5000円、さらに地金代が1号上がるごとに1000~2000円かかります。

シルバーの場合は2000円程度で、ステンレスリングですと4000円で直してもらえるところもあります。

 

 

指輪が抜けないとうっ血してしまうのはなぜ?

指輪をしていて色が赤黒いとか紫色になった、しびれや冷えが出てきた場合は要注意で、指輪によって指が「うっ血」している可能性があります。

うっ血を放っておくと取り返しのつかないこともありますので、早めに対処しましょう。痛みがないからと言って絶対放置はしないでくださいね。

 

うっ血とはどのような状態なのか

うっ血(鬱血)は簡単に言うと「血が止まった状態」です。締め付けすぎによる血管の圧迫により、血液が停滞します。

そのような状態では、細胞に酸素が行き届かないので、最悪の場合は壊死が起こってしまいます。

うっ血が起きたら、血液が停滞している部分が腫れたり、赤黒くなったり紫に変色したりします。また、血が流れなくなるためだんだん冷たくなり、しまいには感覚がなくなります。

早い段階でうっ血を改善して酸素を供給すれば、後遺症もなく回復します。

 

うっ血しないためにもサイズの合った指輪を

窮屈すぎる指輪をはめていれば、当然血が止まってうっ血してしまいます。よく言われるのが「久しぶりに指輪をはめてみたら窮屈になっていた」などというケースです。

結婚指輪を何年も抜かずにいたら体型が変わったせいで、気がついたらうっ血するようになった

などという人や、いつもつけている指輪を間違えて別の指にはめてしまって抜けない、というパターンもあります。

関節の方が太いと根元がうっ血するサイズの指輪は関節を通りませんので、仮に抜けない状態になったとしても根元部分は余裕があることが多いのでうっ血する心配はほとんどありません。

しかし、これが逆の場合は問題で、関節の方が細いと力任せに指輪を入れた際に勢い余って入ってはいけない太さのところまで指輪が入ってしまうことがあります。

そのままうっ血すれば今度は指の先端の方が太くなり、うっ血した状態のまま抜けない状態になってしまいます。

 

むくみでもうっ血する

指がむくむことにより一時的に指がうっ血することもあります。むくみは体調不良、塩分・水分の取りすぎ、飲酒や妊娠で起こります。

朝と夜とでサイズが1号以上変わる方もいるので、「たまにしびれるけど、いつの間にか治っているから」とサイズ直しをしないまま放置されてしまう事も。

また「寝る時に指輪をはめたままにしていて、目覚めたらむくんでいて指が変色していた」という時はかなり危険で、考えられないほど長時間うっ血していた可能性があります。

むくみやすい体質ならば余裕のある指輪のサイズにして、むくみが予想できる状況の時は指輪を外すようにしてください。

 

指輪を無理に取ろうとするとうっ血する

指輪を無理に外そうとして指を痛めてしまうと指が腫れることがあり、腫れた部分を指輪が圧迫すると、指がうっ血してしまいます。

このような時は、指輪を力任せに抜くのは逆効果なので、リラックスして少しずつ抜いてください。

腫れてしまった時は速やかに冷やして、腫れや痛みがひどいようなら病院へ行ってください。

 

一時的なうっ血なら腫れをとってから指輪を外す

指輪をはめていて、うっ血している事に気づいたらすぐに指輪を外してください。

たまに変色するくらいだから別にいいや

と、思うかもしれませんが、後々抜けなくなったり、徐々に指の機能が失われたりすることもあってとても危険です。

一時的だとしても、うっ血するようになったら指輪のサイズ直しをするか、改善されるまで着用は避けた方がいいです。

一時的なむくみで抜けない場合は、正しい手順を踏めば抜けることが多いので、溜まった水分を流して慎重に外しましょう。

 

うっ血がひどいときは病院へ行こう!

「痛みがひどい」「しばらく待っても腫れがひかない」このような時はすぐに病院へ行きましょう。腫れ止めや痛み止めで落ち着かせた後で指輪を外してくれます。

ですが、痛みがないからと言って安心はできません。しびれや感覚の喪失は最終警告といっても過言ではないので、壊死を防ぐために少しでも違和感があれば病院へ行きましょう。

特に指輪をつけたまま眠ってうっ血していた場合は、長時間うっ血したことで痛みを通り越した可能性があるので、指輪がきついと感じたら指先を触って体温や感覚を確認しましょう

 

 

指輪が抜けないときに取る方法とは?

ここでは抜けない時の指輪の外し方をいくつか紹介します。また、どうしても外れない時の指輪の切断についても見ていきましょう。

 

指輪をずらしながら取る方法

指輪が抜けないととても焦ってしまいますが、コツをつかんで指輪を動かせばスムーズに外れることもあります。まずは基本の指輪の外し方を試してみましょう。

指輪の基本の外し方
  1. 指輪をつけた指の第二関節を軽く曲げてみる
  2. 反対の手で左右から指輪をつまむ
  3. 指輪を甲側に少し持ち上げた状態で少しずつ左右に動かして、指先の方へずらして外す

 

石鹸を使って指輪を取る方法

石鹸の泡を利用して滑りを良くして外す方法もあります。ハンドクリームやクレンジングオイルなどでも代用することもできます。

抜けた指輪はきれいに洗って、石鹸分や油分が残らないようにすることも忘れないでくださいね。また、パールなどの水に弱い宝石付きの場合は下記以外の方法を試してみてください。

石鹸を使って指輪を取る方法
  1. 指と指輪の間に石鹸の泡を入れてなじませる
  2. 指輪をずらしたり、回したりして滑りをよくする
  3. 指先に向かって指輪を少しずつずらして外す

 

糸を巻き付けて指輪を取る方法

糸を巻き付けて指を細くし、指輪を上にずらしていく方法もあります(この時の糸はタコ糸がおススメです)。

オリーブオイルなどを併用して、滑りをよくするとさらに外しやすいですよ。

糸を巻き付けて指輪を外す方法
  1. 指輪と指の間に糸を通す
  2. 指先側に出ている糸を、第二関節と第一関節の間のあたりまできつめに巻き付ける
  3. 指輪をクルクルと回しながら、巻き付けた糸の上を滑らせるように外す

 

消防署で指輪を切断して外す

指輪が指に食い込んでうっ血している等の場合は、早めに指輪を外した方がいいのですが、上記の方法を試しても抜けない場合は、指輪を切断して外す方法もあります。

消防署では人命救助のためにリングカッターを置いてあるケースもあり、お願いしますと指輪を切断してくれることもあります。

この場合は、指輪は壊れてしまいますが、どうしてもの時は消防署に相談してみてはいかがでしょうか?

また、指輪が抜けた後も指が痛かったり変色があったりするような場合は、整形外科で見てもらうと安心です。

指のむくみを取る方法

指の血行を促してむくみを解消すれば、指輪が抜けやすくなることもあります。ここでは、指がむくんでしまった時の解消法を紹介します。
  1. グーパー運動で血行を良くする
  2. むくみ解消のツボを押す
  3. マッサージでむくみを解消する

 

〈グーパー運動で血行を良くする〉

手のひらや指の血行を良くすると比較的むくみが解消されます。簡単にできるグーパー運動を試してみてくださいね。

グーパー運動で血行を良くする方法
  1. 手のひらを上に向けた状態で両手を前に出す
  2. 手をグーの形にした状態で3秒ほどキープする
  3. 指が反るくらいに手をしっかり開いて、3秒ほどキープする
  4. 10~20回を1セットとして、数セット繰り返す

〈むくみ解消のツボを押す〉

「合谷(ごうこく)」「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれる、むくみ解消のツボを押す方法も効果的です。

「合谷」は、親指と人差し指の付け根の延長線が交わる場所にあり、「労宮」は、手のひらの中央で手を握った時に中指の先端が当たる場所にあります。

それぞれ、何度か繰り返し押すことで血行が良くなって、むくみが解消される場合があります。

〈マッサージでむくみを解消する〉

指のマッサージをして血行を良くする方法もおススメです。指の付け根から指先まで、ゆっくりとさすったりもんだりするだけでも血行が促されます。

ハンドクリームやオイルなどで滑りを良くして行うと良いですし、その他、母指球(親指の付け根の下のふくらんだ部分)を揉むのもおススメです。

 

 

まとめ

  • 指輪が抜けない時はまずは正しい処置をやってみる
  • 石鹸の泡やハンドクリーム、オリーブオイルなどを使って滑らせてみる
  • タコ糸を指に巻き付けて締めることで指輪が抜けることもある
  • どうしても抜けない時は病院や消防署に指輪の切断をお願いしてみる
  • ステンレスリングが抜けなくなった時は、病院や消防署ではなく、ステンレス専門のジュエリーショップへ問い合わせてみる
  • 指輪をしていてうっ血してしまった場合は、絶対に放っておいてはいけない
  • むくみでもうっ血する
  • グーパー運動で血行を良くする方法がある
  • むくみ解消のツボを押す方法はある
  • マッサージでむくみを解消する方法がある

以上が指輪が抜けない時にはどうすればいいか、の対処方法をまとめた記事でした。

私も過去に「指輪が抜けない」といった出来事に遭遇したことがありましたが、幸いにも病院や消防署に駆け込むといったところまではひどくありませんでした。

しかし、世間では指輪が抜けなくなって、指輪の切断依頼件数が何百件もあるというのは驚きですね。

お金があれば切断された指輪の修理もできるとはいえ、やはり、大事な指輪を切ったりはしたくないものです。

是非、このような事にならないように、指輪のはめっぱなしはできるだけしないように心がけたいものですね。

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