車用芳香剤の置き場所そこだと意味なし⁈効果を最大限発揮するには

生活
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車用のグッズは色々ありますが、中でも芳香剤は種類も豊富で、おしゃれなデザインもたくさん販売されています。

アクセサリー感覚で、選ぶのも楽しくなってしまいますよね。

私は車の運転はしませんが、車の芳香剤は絶対に私が選びます。

選ぶのは楽しいのですが、夫といつも議論になるのは、車の芳香剤の置き場所。

せっかくかわいいデザインのものがあるのだから、見えるような場所に芳香剤を置きたい私。

邪魔にならない、かつ効果的な置き場所にしたい夫

この喧嘩に決着をつけたい‼︎

車の芳香剤は、一体どの置き場所がベストなのか、調べてみました。

 

 

車用芳香剤の置き場所そこは間違い!

車の中をいい匂いにしたくて芳香剤を買ったけど、なんだかあんまり香りを感じないぞ…不良品かなあ。

もしかしたら、それは、置き場所が悪いのが原因かもしれません。

ここに置いてしまうと、せっかくの芳香剤が生かせない!というNGな置き場所が2箇所あります。

それは、①運転席の下 ②後部座席 の二箇所です。

なぜその置き場所は良くないのか、以下で説明します。

 

NG①運転席の下

運転席の下に置くのは、どうして良くないのでしょうか。

基本的に、香りは上から下へと流れていくようになっています。

そのため、芳香剤を車の座席の下へ置いてしまうと、香りが足元にのみ漂うようになってしまい、あまり効果を発揮することができません。

また、芳香剤は最近のものはおしゃれなデザインが多いですよね。

置き場所を座席の下にしてしまうと、せっかくのデザインも目立たなくなってしまいます。

 

NG②後部座席

次に、後部座席についてです。こちらもあまり良い置き場所とは言えません。

香りは空調によって匂いが車内に運ばれていくものですが、後部座席に置いてしまうと、香りが後部座席のあたりのみで滞ってしまいます。

車用芳香剤の置き場所に、座席の下と後部座席を選ぶのは避けましょう。

 

 

車用芳香剤はここに置けば効果抜群!タイプ別解説

では、どこを置き場所に選べば効果を最大限引き出すことができるのでしょうか。

先程も簡単に説明しましたが、香りの特性として、香りの物質は空気より重いため、上から下へ流れるようになっています。

そのため、なるべく上の方に配置することで、効果を最大限発揮できます。

この特性を踏まえながら、おすすめの芳香剤のタイプと置き方、メリットなどをご紹介します。

 

エアコン取り付け型

こちらに関しては、置き場所は決まってしまっていますね。

エアコン取り付けタイプは、空調を使う度に香りが車内に広がります。

逆に、エアコンを使わないときは香りがしないので、使用量を調節できるという点がメリットになります。

また、エアコン取り付け型はサイズが小さいのでスペースを取りませんし、芳香剤の置き場所をわざわざ作る必要がありません。

あまり余計なものを置きたくない、目立たせるのは嫌だと言う場合にはピッタリのタイプだと言えるでしょう。

 

置き型

置き型もかなりポピュラーな芳香剤のタイプですね。

大多数の方がダッシュボードに置いているのではないでしょうか。

ダッシュボードに芳香剤を置いておくと嫌でも目に入るので、デザインが気に入っている芳香剤は、インテリアとして置くのもぴったりですね。

香りの上から下へ行くという特性からも、ダッシュボードに芳香剤を置くのはとても効果的と言えます。

しかし、夏場は非常に高温となるのがダッシュボード。

真夏だと芳香剤がすぐに気化して、消費量が激しくなってしまうので、季節によって置き場所を変えるといいでしょう。

また、あまり知られていませんが、固形にかぎり、助手席の足元に置くというのも効果的です。

車には、内気循環という、車外の空気を入れず、車内の内気でのみ空調を循環させるシステムがついています。

この内気循環をする際に、空気の吸い込み口となる部分が助手席の足元にあるのです。

このシステムを利用して、助手席の足元に置いた芳香剤から香りを吸い込ませます。

すると各エアコンから吸い込んだ香りが吐き出され、エアコンの風に乗せて効果的に香りを車内に漂わせることが可能です。

香りは好きだけどデザインがいまいちという芳香剤や、あまり見える場所に芳香剤を置きたくないのであれば、助手席の足元に置いてみるのも一つの手ですよ。

 

吊り下げ型

こちらも香りの上から下へという特性の理に適って(かなって)いる置き場所です。

また、ルームミラーに吊り下げると、自然と顔の近くに位置することとなるので、香りを感じやすいです。

吊り下げ型の多くは厚紙などに香りが染み込んでいるタイプですので、香りがそれほど強くありません。

きつい香りが苦手な場合や、ほのかに香らせたいときにぴったりのタイプです。

エアコンの風が流れるところへ来るように意識して吊り下げると効果がさらにアップしますよ。

また、吊り下げ型は、リーズナブルな値段とさまざまなデザインのものがあるのも特徴。

好みの香りがわからない、いろいろな香りを買って試してみたいというときにもおすすめです。

主におすすめなのは上の三つのタイプの芳香剤と置き場所ですが、その他にもスプレー型、デュフーザー型の芳香剤があります。

スプレー型はフロアマットや空間に直接噴射、デュフューザー型はシガーソケットやドリンクホルダーに入れておくのが一般的でしょう。

しかし、スプレー型は香りの持続性があまりありません。

また、デュフューザー型は、アロマオイルなどを入れてしっかりと香りを楽しむことができますが、本体が比較的高価ですし、アロマオイルも購入コストがかかります。

あくまで上3つのタイプがおすすめではありますが、即効性を求める場面や、本格的に香りを楽しみたい場合は、スプレー型やデュフューザー型の導入も考えてみてもいいかもしれません。

ちなみに、車の芳香剤のタイプで、香りが強く感じられるのは以下の順番となっています。

(強い)液体・スプレー>エアコン・ゲル>吊り下げ・固形(弱い)

 

 

車の芳香剤と消臭剤は一緒に使えるの?

車の芳香剤を置いてみたけれど、車の匂いが消えない

むしろ車のいやな匂いと芳香剤の香りが混ざって気持ち悪いことに…。

それもそのはずです。そもそも、芳香剤は良い香りを空間中に放出するものですので、基本的に消臭の効果はありません。

消臭剤は、においの成分を空間から取り除くという働きをします。

芳香剤と消臭剤は、似ているようですが、まったく違うものなのです。

そのため、車の嫌な匂いが気になるときは、消臭剤と併用して置いてしまいましょう。

何度も繰り返すようですが、香りの特性は上から下へ、でしたよね。嫌な匂いも同じ理屈です。

匂いは下に溜まりやすいので、消臭剤を足元などの下部に置き、芳香剤は上の方に配置することでより芳香剤の効果を発揮することができます。

私は、子供の頃から車特有のゴムのような匂いがどうしても苦手で、すぐに車酔いをしてしまいます。

我が家の車も、調べてたどり着いたこの方法で消臭剤と芳香剤を併用し、車内のいい香りを保っています。

芳香剤単体で使用していたときよりも、芳香剤の香りがかなりクリアに広がりますし、心なしか芳香剤自体のもちも良くなったような気がします。

消臭剤を使うと芳香剤の香りが消えてしまうのでは?とお考えのあなた。

消臭剤は、芳香剤の香りは消さないようにできているそうです。

そのため、安心して二つを同時に使うことができますよ。

車の匂いも消したい場合は、消臭剤と芳香剤を一緒に使うのもとてもおすすめです。

ただし、芳香剤と消臭剤を併用する際は、芳香剤の香りを邪魔してしまわないように、香りつきではない無香料の消臭剤を使用するようにしましょう。

 

 

車に部屋用の芳香剤はアリ?

わざわざ車用を買うのはめんどうだな…もらった部屋用の芳香剤が余っているから、それを置こうかな

車用も部屋用も大して違いがないのではないかと考え、車に部屋用の芳香剤を置こうと思っているあなたこれ、実は意外と注意が必要なんです。

車用の芳香剤は、車の中に保管することを前提で作られています。

そのため、容器や成分が、丈夫かつ温度変化に耐えられるようにできているのです。

部屋用の芳香剤を車に使用すると、夏場の高温に耐えられず爆発したり容器が溶けてしまったりなんてことも…。

きちんと「車用」と表記のあるものを使用しましょう。

 

 

まとめ

  • 車用芳香剤は座席の下や後部座席を置き場所にすると効果が生かせない
  • おしゃれさと香りの効果を重視するなら置き型、吊り下げ、エアコン設置型がおすすめ
  • おすすめの置き場所はダッシュボード、助手席の足元、ルームミラー
  • 消臭剤と一緒に使うときは芳香剤を上の方に、消臭剤を下の方に置くと良い
  • 部屋用芳香剤を車で使うのはNG

車の中は密閉された空間ということもあり、どうしても匂いはこもりがちになってしまいます。

上のような点に注意すれば、芳香剤を最大限活用することができます。

香りには感情をリセットしたり脳の疲れをとってくたりというプラスの効果があります。

通勤やレジャーで車を運転することが多い場合、車の中にいる時間は必然的に長くなります。

車の芳香剤やインテリアを自分好みのもので揃えると、車の中も自分の癒しの空間になりますよね。

また、良い香りは気持ちや心も軽くしてくれますね。

芳香剤の置き場所を工夫し、効果的に使用して、車を自分だけのリラックス空間にアレンジしてみましょう♪

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