カップ麺は体に悪いって嘘?!食べ方次第でもっと美味しく健康に!

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カップ麺はお好きですか?私は、好きです!いろんな種類があるし、お手軽ですよね♪

一人の時のお昼ご飯などは、安くて簡単で美味しいカップ麺を食べる事があります。

でもカップ麺って、体に悪いわよ~。

と、よく言われるのであまり続けては食べないし、買ってる姿を知り合いに見られるのもなんだか恥ずかしく思っていました。

しかし、どうやら体に悪いというのは嘘らしい?!という話を聞きつけました。

実際どう体に悪いのかも知らなかったけど、カップ麺は体に悪い説が嘘であれば堂々と買う事ができる!嘘であって欲しい!

そう思って、カップ麺にはどんな物が入っていてどう体に悪いと思われているのか、それは嘘なのか、調べてみる事にしました!

カップ麺が体に悪いのは嘘?

最初に、カップ麺が体に悪いのは嘘かどうかの結論は賛否両論ありますが、私的には「食べ方によっては嘘」という結論になります。

食べ方による、ということはカップ麺でもそれ以外の食品でもあてはまる事は多いと思います。

例え体に良いとされてるものでも毎日同じものばかり食べていれば栄養が偏るし、摂りすぎは体に悪くなってしまいます。

いろいろな栄養素をバランス良く摂るのが健康に良いと言われている中で、カップ麺だけを食べていれば勿論体には悪いでしょう。

カップ麺を主食として毎食食べるなどは普通に考えてNGです。

しかし、カップ麺は近年の健康志向に合わせていろいろと改良され、最近はそんなに悪い成分ばかりではないんですよ。

カップ麺の成分は意外なアレも入っている

意外なアレ??カップ麺に入っている成分って、どんなの?

カップ麺に入っている成分はこのようなものがあります。

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • 塩分
  • カルシウム
  • ビタミン

上の3つ、タンパク質・脂質・炭水化物は「エネルギー産生栄養素」と言われ、人間が活動する上でのエネルギー源となる必要不可欠な物です。

えっ、うそー!カルシウムやビタミンも入ってるの?意外!!

そうです!エネルギー源のほか、従来カップ麺で不足しがちだったカルシウムやビタミン類も、最近では含まれている製品が増えたんです。

こうした栄養成分を見ていると、カップ麺は体に悪い説は嘘だと思えます。

でもやっぱり体に悪い説があるからにはそれなりの理由があります。

次ではカップ麺が体に悪いと言われる理由と、それは嘘かどうか、私が調べた結果を説明しますね。

カップ麺が体に悪いと言われている理由

まずは、カップ麺が体に悪いと言われている理由はこちらです。

  • カロリーが高そう
  • 脂質が高そう
  • 塩分が多そう
  • 栄養が偏ってそう
  • 食品添加物や防腐剤が入ってそう

などです。これらを説明するために、私が大好きな日清のカップヌードルの成分表示をあげて説明しますね。

熱量351kcal
麺・かやく 327kcal
スープ   24kcal
たんぱく質10.5g
脂質14.6g
炭水化物44.5g
食塩相当量4.9g
麺・かやく 2.4g
スープ   2.5g
ビタミンB10.19mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム105mg
日清カップヌードル 1食分(78g)あたり

カロリーが高そう

カップ麺はカロリーが高そう、というイメージですが、実はそんなに高くないんです。

カロリーは熱量のところにあたります。カップヌードルのカロリーは351kcalです。

身体活動が普通の成人男性の1日に必要なカロリーは2650kcal、女性だと2000kcalです。

カップヌードル1食分は1日の摂取カロリーと比べると相当低く、カロリーの摂りすぎとはなりません。

でも、カップ麺の種類によってはもっと高いカロリーのもあるよね?

確かにあります。だいたい平均して300~500kcalくらいでしょうか?

一般的によく食べるであろう他の料理と比較してみますね!

吉野家の牛丼(並盛)635kcal、マックのてりやきマックバーガー489kcal、ココ壱のポークカレー771kcal、となります。

私は実際これらもカロリーを意識して食べてはいなかったですが、これらの方が高カロリーでびっくりしました!

カロリーだけを問題とするなら、カップ麺のカロリーはそんなに高くはないですよね?

脂質が高そう

カップ麺の麺はだいたい油で揚げているのでやはり脂質はあります。

カップヌードルの脂質は14.6gです。また同じメニューと比較してみましょう。

吉野家の牛丼(並盛)20.4g、マックのてりやきマックバーガー30.8g、ココ壱のポークカレー19.6gなんです!

ここでもカップ麺の方が断然低いです。さらに、日清のカップヌードルシリーズでは、糖質・脂質オフのコッテリーナイスシリーズもあります。

他にも揚げてないノンフライ麺の製品もあるので、脂質が気になる場合はそちらを食べてみるのもオススメです。

塩分が多そう

厚生労働省による成人1日当たりの食塩摂取量の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。

塩分は、確かに多い…。多いんです。カップヌードルの塩分相当量は4.9gです。カップヌードルだけで半分以上いってしまいます…。

これも一応上と同じメニューと比較してみましょう。

吉野家の牛丼(並盛)2.7g、マックのてりやきマックバーガー2.1g、ココ壱のポークカレー3.2gで、やはりカップ麺の方が塩分は多いです。

これがカップ麺が体に悪いと言われる理由か!と思われるかもしれませんが、ちょっとカップヌードルの栄養成分表示をよく見てください。

食塩相当量のところ、「麺・かやく」と「スープ」に分かれているの、わかりますよね?

それぞれに塩分が半分ずつくらい含まれているのがわかります。

スープを飲まなければ塩分を減らせるってことだ!

そうです!スープを飲み干してしまえば全ての塩分が体に入ってしまいますが、飲まなければ表示されてる塩分全てを摂取する訳ではないのです!

よく「麺を食べた後はご飯を入れてたべよう!」なんて時もありましたが、これでは塩分の摂りすぎになります。NGですよ!

栄養が偏りそう

昔より栄養を強化してきたとは言え、完全栄養食ではないのでこれだけでは栄養が偏ってしまうのはあります。

しかし、他の料理、例えば上で比較してきた牛丼やハンバーガーなどもそうじゃないでしょうか?

そう言われてみれば、それもそうだよね!

何を食べるにしてもそれだけで完全な栄養を求めるのは難しいです。

野菜や副食を追加する、一日トータルで栄養を考えて食べる、などの工夫が必要になります。

ニンジンや小松菜、ワカメはカリウムが豊富で塩分の排出を促してくれます。塩分を摂ってしまいそうな時に追加するといいですよ。

それでもなるべくカップ麺だけでできる限りの栄養を摂りたい!という場合は、チキンラーメンがオススメ。

チキンラーメンをすすめる理由
  • 厚生労働省に認められた特殊栄養食品
  • ビタミン・ミネラル・必須アミノ酸が規定量より多く含まれている
  • 代謝を良くしたり肌を良くするパンテトン酸配合

戦後間もない頃栄養状態が良くない状態の時に、妊産婦の健康食品として大々的に推奨されていたんです。

それくらい栄養があるってことですよね。CMでやってる通り、卵を落とせば更に栄養価がアップします!

朝ドラの「まんぷく」を観てましたか?チキンラーメンを作った安藤百福さん夫妻の話です。

開発にはいろいろな苦労があり、それを乗り越えて日本初のインスタントラーメンが出来たんです。

その初のインスタントラーメンのチキンラーメンが進化を続け、やがてカップ麺が誕生します。

チキンラーメンがなければ、今のようなカップ麺はなかったんだね!感謝、感謝!

ほんと、安藤百福さん夫妻に感謝です!話がそれてしまいましたね(笑)

食品添加物や防腐剤が入ってそう

食品添加剤、これは入っています。食品を製造、加工する際に必要な物です。この食品添加物については後で詳しく説明しますね。

防腐剤、これは入って…。ません!入ってないんです。

じゃあどうしてカップ麺はあんなに日持ちするの?

食品が腐るというのは、細菌が食品に付いてそれを食べて繁殖していくのですが、それには水分と温度が必要になります。

特に梅雨の時期など、気温が高くなってきてジメジメした時に腐りやすいのはそれです。

カップ麺は麺・かやくをカラッカラに乾燥させて水分がないので、腐る条件が揃わずに腐らないのです。

だから防腐剤を使わなくても長期間食べられるのです。

しかし賞味期限はあります。麺は油で揚げていて、油の酸化防止剤は使われていますが、少しずつ劣化していきます。

かやくの品質も落ちていきますので、賞味期限内に食べるようにしましょう。

このように、カップ麺が体に悪いと言われている理由を説明しながら否定や食べ方の提案をしてきました。

最後に、体に悪い説の最後の砦の食品添加物を説明します。

カップ麺は体に悪いと言われるのは食品添加物のせい?

食品添加物と聞くと、なんだか体に悪いイメージがありますよね。私もそうでした。

まぁ体にあまり良くないものもあるようなんですが、食品添加物と一口にいっても色々あります。

昔からやっていたこの方法も食品添加物になります。

  • 肉や魚を塩漬けにして長持ちさせる
  • 梅干にシソの葉を使って色鮮やかにする
  • 豆腐を作る時ににがりを使う

このように食品を作り、加工し、保存する時などに使う調味料、着色料、保存料などをまとめて食品添加物と呼んでいるんです。

食品添加物は天然のものと合成して作ったものがあり、食品、飲料、調味料など様々なものに使われています。

ただ体に悪いと思っていた食品添加物だけど、自然の物もあってカップ麺だけじゃなくいろんな食べ物に入っているんだね。それだけ安全だって事?

食品添加物の安全性

食品添加物は厚生労働省で安全性を審査し、人の健康を損なう恐れのない場合に限って、成分の規格や使用基準を定めた上で使用を認めている。

各食品添加物ごとに健康への悪影響がないとされる一日摂取許容量も設定されている。

このように食品添加物については厚労省で決められた基準があります。

現在の食品に使われている食品添加物は国で審査し、安全性を認められているものになるのです。

中には発がん性物質が含まれている可能性があるものもありますが、審査で健康に被害がない量の使用しか認められていないはずです。

何でも摂り過ぎは良くないので、安全性が認められていると言っても摂りすぎは禁物です。

毎日3食カップ麺だけなど極端な食べ方はやめましょう!

いろいろな食品に含まれているから食品添加物を避けるのって難しいね…。

それでもどうしても気になる!と言うならば無添加の食品を選んで食べるしかないと思います。

カップ麺に入っていることがある食品添加物の中で、体に悪いとされるものを一応挙げておきますね。

リン→過剰摂取で腎機能低下、カルシウム欠乏症の可能性

カラメル色素→4種あるが、その中に発がん性物質があるものもある

前にも説明した通り、大量に入ってるわけではないので毎日3食も食べたりしなければ問題ないですよ。

まとめ

  • カップ麺が体に悪いかどうかは食べ方による
  • たとえ体に良い物でも、それだけ食べていれば栄養が偏る
  • カップ麺の成分は、タンパク質・脂質・炭水化物・塩分・カルシウム・ビタミンで、最近は不足しがちな栄養分も入っている
  • カップ麺のカロリー・脂質は外食チェーンの牛丼やハンバーガー、カレーよりも低い
  • カップ麺の塩分は多いが、スープを残せば塩分の摂取を減らせる
  • カップ麺だけを食べてれば栄養は偏るが、野菜や副菜を足したり、1日トータルで栄養を摂るなど考えて食べればよい
  • チキンラーメンは厚生労働省に認められた特殊栄養食品で、それだけでも栄養があり、オススメ
  • カップ麺の麺、かやくは乾燥させているので防腐剤が入ってなくても長持ちする
  • カップ麺には食品添加物が含まれているが、厚労省で安全性は審査し認められているので、極端な食べ方をしない限りは健康に害を及ぼすことはない

私はカップ麺が体に悪いのは嘘であって欲しいと調べてみましたが、結果は「食べ方によっては嘘」というちょっと曖昧な答えになってしまいました。

調べるほどいい所も悪い所もあり、嘘とも嘘でないともはっきり言えないのです。

この結論を踏まえて塩分を摂りすぎないようにスープは残し、足りない栄養は足して摂り、やっぱり毎日は食べないようにします。

でも前よりは堂々とカップ麺が買えそうかな(笑)

カップ麺だけじゃなく何を食べるにしても、毎日の食事を健康を考えながら、美味しく楽しみたいですね!

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